クミコ
「クミコ スペシャルコンサート『愛のうた』」でコロムビアレコードの名曲を多数披露

実力派女性シンガー、クミコが、6月21日、六本木EXシアターで「クミコ スペシャルコンサート『愛のうた』2014」と銘打ったコンサートを開いた。
同公演は、6月4日に日本コロムビア移籍後初のアルバム「美しい時代のうた~クミコ コロムビア カヴァーズ~」を発売したのを記念して行われたもの。シャンソンからオリジナル、そしてコロムビアレコードの昭和の名曲まで、ゲストに下町娯楽バンド「オブサンズ・ジャズ・オーケストラ」を迎えて贈る〝笑いと涙〟のスペシャルコンサートとなった。
約900人の熱烈なファンで満席の中、「コロムビアに移籍してから初めてのアルバムを出させていただき、また新曲も7月に出させていただきますが、サッカーのワールドカップやオリンピックでも何でもそうですが、こういうことができるのは平和な世の中だからこそなんですね。今回のカヴァーアルバムの中には、戦前や戦中の曲もありますが、そういうところからどうい うふうに歌が人を励ましていったのかというところも聴いていただけるかなと思います。また、新曲『広い河の岸辺』は、普遍的な人生の歌でして、広い河は渡れそうもないけれど、力を尽くして誰かと一緒に渡っていこうというのは、どんな状況にも当てはまることだろうなと思います。そんないつでも人の心を励ませるような歌を今日は皆さんにお聴きいただきたいなと思います」と語った。
現在好調の新曲「指も髪も唇も」(コロムビア移籍第2弾シングルをはじめ、移籍第1弾アル バムから「東京キッド」「からたち日記」「夜のプラットホーム」「愛のさざなみ」「人形の家」「愛の讃歌」、それに代表曲「INORI~祈り~」など全21曲を熱唱。また、7月23日 発売のニュー・シングル「広い河の岸辺~The Water Is wide~」(スコットランド民謡、訳詩・八木倫明)を初披露して客席を喜ばせた。
また、サッカーワールドカップ2014で日本対コロンビア戦を間近に控え、「まさか自分が 所属している間にこんなことが起きるとは思ってもいませんでした。『日本コロムビア』という社名のコロムビアのムとンの違いはありますが、歌はコロムビア、サッカーは日本を応援していただき、日本が勝ったらぜひ私のCDを買っていただきたいですね。日本とコロンビア戦は、3対1で日本の勝利を予想しています」と話していた。
この後、6月23日に名古屋・アー トピアホール、同28日に大阪・シアタードラマシティ、7月27日に札幌・道新ホールでコンサートを開催する。
美しい時代のうた
~クミコ コロムビア カヴァーズ~
クミコ
COCP-38507 / ¥2,500+税
【収録曲】
※<>内はオリジナル歌手名
1.からたち日記 <島倉千代子>
2.夜のプラットホーム <二葉あき子>
3.赤い靴のタンゴ <奈良光枝>
4.東京キッド <美空ひばり>
5.ジャングル・ブギー <笠置シヅ子>
6.雨のブルース <淡谷のり子>
7.胸の振子 <霧島 昇>
8.お使いは自転車に乗って <轟夕起子>
9.東京ラプソディ <藤山一郎>
10.愛のさざなみ <島倉千代子>
11.一本の鉛筆 <美空ひばり>
12.人形の家 <弘田三枝子>
13.四つのお願い <ちあきなおみ>
14.マイ・ラグジュアリー・ナイト <しばたはつみ>
15.愛の讃歌 <越路吹雪>
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