越路吹雪
「越路吹雪音楽祭 さよなら日比谷公会堂」開催決定

今年、越路吹雪の没後35周年を迎えるに当たり、所属事務所、彼女のプロデューサーが再びつどい、10月23日に思い出の劇場、日比谷公会堂で越路吹雪の伝説のステージを再現する。
昭和20年代から30年代にかけて日本で空前のシャンソン・ブームが起こり、中でも宝塚歌劇団を卒業して、東宝からデビューした越路吹雪はめざましい活躍を見せ、黄金時代をけん引した。その越路吹雪初の大劇場でのリサイタルが今から60年前、日比谷公会堂で開かれた。
日比谷公会堂は、2016年春に取り壊しが決まっており、その前に越路ゆかりの歌手が集まり、越路吹雪の思い出のナンバーを歌う、という一日限りのトリビュートコンサートが企画された。よく知られた名曲ばかりでなく、越路吹雪初期のめずらしいレパートリーもちりばめて、24名のスペシャル・ビッグバンドとともに二度と観られない豪華絢爛な顔合わせで構成する。
今回、数十年ぶりに、めずらしい岩谷時子訳詞の知られざる名曲の譜面が発見された。デビュー当時の越路吹雪がシャンソンだけでなく、ラテン、ポピュラー、ジャズもよく歌っていたことがわかる貴重な資料です。今回のステージではその中から「チーク・トゥ・チーク」(TOP HAT主題歌)他を取り上げる予定だ。
越路吹雪音楽祭
さよなら日比谷公会堂
2015年10月23日(金)日比谷公会堂
17:30開場 18:00開演
S席 9500円 A席 6000円 B席 5000円
<出演者(敬称略)>
ペギー葉山、雪村いづみ、水谷八重子、久野綾希子、クミコ、こだま愛、涼風真世、稔幸、えまおゆう、姿月あさと、彩輝なお、春野寿美礼、貴城けい、大鳥れい、扇けい
演奏 宮間利之とニューハードスペシャルビッグバンド (24名)