FEMME#10 Playlist「アーティスト特集 EPO」
<2015年9月6日放送>
選曲:長井英治(音楽ライター/FEMME)
FEMME#10 Playlist「アーティスト特集 EPO」
(2015年9月6日放送)
今年デビュー35周年を迎えるEPOさんのアーティスト特集です。
9月16日にはNEW ALBUM「愛を~LOVE IS ON~」をリリースするEPOさんですが、今回番組宛に素敵なコメントを寄せてくださいました。NEW ALBUMに対するEPOさんの想いと新しい曲たちをじっくりとお楽しみ下さい。
①う、ふ、ふ、ふ、(1983)
1983年に発売されたEPOの5枚目のシングルです。 資生堂化粧品の1983年春のキャンペーンCMソングとして起用され話題になり、オリコンの最高位7位を記録しました。春になると聴きたくなるPOPな名曲です。
②音楽のような風(1985)
1985年に発売されたEPOの9枚目のシングルです。A&M風のアレンジが涼やかなこの曲は夏の終わりに聴くとキュンとくるPOPSです。本人出演のビデオテープのCMソングに起用されました。
③三番目の幸せ(1987)
1987年に発売されたEPOの17枚目のシングルです。この時期MIDIレコードに所属していたEPOですが、この時期の楽曲はただPOPなだけでなく、とてもスタイリッシュでアーバンなイメージです。花王ソフィーナのCMソングとして起用された曲です。
《EPO NEW ALBUMコーナー》
『愛を〜LOVE IS ON〜』より
④もう一度恋をしてみようかな? / ⑤愛を
⑥百年の孤独(1992)
いわゆる80年代の元気印のEPOのイメージを払拭すべく、新境地に乗り出したEPOがリリースしたアルバムが1992年に発売された「WICA」。ショーロクラブのメンバーと作り出した、アコースティックなサウンドは、彼女が本当に表現したい音楽でした。このアルバムに収録された「百年の孤独」は魂の生まれ変わりのようなものがテーマになっているとても、深い意味合いを持つ1曲です。
⑦寂しくならない別れの言葉(1997)
90年代前半は、かなりワールドミュージックのほうに傾倒してきたEPOですが、1997年にはEPOらしいPOPな曲がシングルになっています。旧友である、センチメンタル・シティ・ロマンスの演奏が素晴らしい1曲です。90年代風EPOのPOPSです。
⑧Memories(1998)
RVC時代にEPOのサウンドを作り上げてきたアレンジャーの清水信之と再びタッグを組んだ曲です。80年代のEPOが好きだった方にも是非聴いて欲しい、大人のPOPSです。
⑨朝のドライブ(1984)
数あるアルバム曲の中で、ファンの間でも人気のあるこの曲をご紹介。遊び人だった主人公が真面目な彼と出会う事で、徐々に変わっていく心情が、メロディやサウンドと一体感になって迫ってくる名曲。秋の空気にぴったりのアレンジです。
【EPOさん情報】
『愛を〜LOVE IS ON〜』
XQGR-1003 / ¥3,240(税込)
2015.9.16 ON SALE!
《プロフィール》
1980年『DOWN TOWN』でデビュー。
フジTV系『おれたちひょうきん族』のエンディングテーマ
『土曜の夜はパラダイス』『う•ふ•ふ•ふ』『音楽のような風』
など、数々のヒット曲を発表。
1988年渡英。Virgin UKと契約。海外で活動。
帰国後、『WICA』『VOICE OF OOPARTS』『DANCE』『peach』
など、POPSから等身大のEPOを表現させた癒し系作品が幅広い年齢層
より注目を集める。その音楽世界は、2000年から活動を始めた多国籍
音楽ユニット「AQUA NOME」によっていまだ進化形を続けている。
CMソングも数多く手がけていて代表的なものとして
「爽健美茶」(日本コカ・コーラ)、「アリエール」(P&G)
「くちびるヌード」(資生堂)
近年では土岐麻子歌唱による資生堂エリクシールのテーマ曲
「GIFT〜あなたはマドンナ」が話題になる。
現在も同商品のテーマソングとして使われている。
現在『声』という楽器を通じ、LIVEを中心にホールコンサート、胎教
LIVE、お寺、病院、ホスピスなど、ユニークな音楽活動を展開中。
オフィシャルサイト:http://www.eponica.net/