トップページ ラジオ 歌謡ラジオ「午前0時の歌謡祭」 第50回放送 特集「永遠のスマイル!麻丘めぐみを迎えて(後篇)」

第50回放送 特集「永遠のスマイル!麻丘めぐみを迎えて(後篇)」

第50回放送 特集「永遠のスマイル!麻丘めぐみを迎えて(後篇)」

<2020.1.26 OA>

オーガナイザー:濱口英樹(歌謡曲愛好家) 


1月29日(水)にキャリア初の自選ベスト『Premium BEST』(通常盤:CD2枚/生産限定盤:CD2枚+DVD1枚+フォトブック)をリリースする麻丘めぐみさんをゲストにお迎えしての第二夜。
今回の特集では放送に先立ち、SNSを通じて麻丘さんへのリクエストや質問を募集したところ、多くの方から楽曲にまつわるエピソードやメッセージを寄せていただきました。後篇では多数のリクエストを集めたアイドル時代のヒット曲はもちろん、ご本人お気に入りのアルバム曲や、最新ベスト盤に収録される29年ぶりの新曲「フォーエバー・スマイル」など、多彩なレパートリーをご本人のコメントを交えてご紹介。リスナー様からの質問に答える形で、同い年で同期デビューの西城秀樹さんに関する想い出も語っていただきました。


01.「悲しみのシーズン」麻丘めぐみ(1974)
作詞:千家和也 作曲:筒美京平 編曲:あかのたちお
74年3月、4日間連続の日劇公演「麻丘めぐみショー」の2日目に舞台セットの階段から転落して重傷を負った麻丘さんは5ヶ月間の休業を余儀なくされました。9thシングルの本作は活動再開後の第1弾で、アルトボイスを生かしたアダルトなマイナーチューン。オリコン10位をマークし、事故前と変わらぬ人気ぶりを印象付けました。

BGM.「青春に賭けよう」西城秀樹(1973)
作詞:たかたかし 作曲:鈴木邦彦 編曲:馬飼野康二
1955年生まれの麻丘さんは西城秀樹さんと同い年。歌手デビューも同じ72年で、高校も同じ(明治大学付属中野高校)というご縁があるため、今回の特集には秀樹ファンの方からも多くのメッセージが寄せられました。本作は西城さんの4thシングルで、ファンの間でも人気の高い曲。麻丘さんはアイドル時代、事務所から男性歌手との接触を禁じられていたため、西城さんと会話をしたことはほとんどなかったそうです。

BGM.「ラスト・シーン」西城秀樹(1976)
作詞:阿久 悠 作曲・編曲:三木たかし
アイドル時代は会話がなかった麻丘さんと西城さんですが、2000年代に『ロッテ歌のアルバム』というジョイントコンサートで共演してからは親交を深め、還暦を迎えた時は西城さんの家でお祝いの会を開催。その時に西城さんからプレゼントされた赤いブローチは宝物になっているというエピソードを明かしてくれました。本作は麻丘さんが「ドラマチックで大好き」と語る西城さんの19thシングルです。

02.「わたしの彼は左きき」麻丘めぐみ(1973)
作詞:千家和也 作曲・編曲:筒美京平
オリコン1位を獲得し、自身最大のヒットを記録した5thシングル。歌詞に合わせて左手を振るキュートな振り付けも評判となり、それまでネガティブに捉えられがちだった左ききが一躍カッコいい存在としてクローズアップされるきっかけを作りました。麻丘さんは本作の大ヒットで日本歌謡大賞の放送音楽賞と、日本レコード大賞の大衆賞を受賞。紅白歌合戦にも初出場を果たし、国民的アイドルとなりました。

03.「アルプスの少女」麻丘めぐみ(1973)
作詞:千家和也 作曲・編曲:筒美京平
人気アニメ『アルプスの少女ハイジ』(フジテレビ系)がスタートする3ヶ月前にリリースされた6thシングル。メルヘンの世界をリズミカルに歌い上げ、オリコン最高8位のヒットとなりました。イントロ冒頭の「ヤッホー!」はディレクターの発案。麻丘さんは「恥ずかしい」と抵抗したそうですが、「1回でいいから」と言われて渋々叫んだテイクがそのままレコード化されてしまったといいます。

BGM.「白い部屋」麻丘めぐみ(1974)
作詞:千家和也 作曲・編曲:筒美京平
デビュー以来、アイドルポップス路線で順調にヒットを重ねていた麻丘さんですが、8枚目のシングルに当たる本作からアダルト路線にシフト。デビュー3年目の勝負作として期待をかけられましたが、発売直前に日劇のリサイタルで大怪我を負ったため、1度もテレビで歌唱する機会がありませんでした。にも関わらず、オリコンでは13位をマークしました。

04. 「雪の中の二人」麻丘めぐみ(1974)
作詞:千家和也 作曲・編曲:馬飼野康二
麻丘さんのディレクターはデビュー以来、ヴィレッジ・シンガーズのベーシストだった笹井一臣氏が務めていましたが、10thシングルの本作から、元ソルティー・シュガーの髙橋 隆氏が担当。作曲・編曲にはシングル初登板となる馬飼野康二が起用され、バンドネオンをフィーチャーしたヨーロピアンポップス風のサウンドを構築しています。ジャケットはアルプス最高峰・モンブランの麓にあるシャモニーで撮影された写真です。

05.「夏八景」麻丘めぐみ(1976)
作詞:阿久 悠 作曲・編曲:筒美京平
初代ディレクターの笹井一臣氏は麻丘さんの現場を離れた後、リンリン・ランランや岩崎宏美らの制作を手がけていましたが、16thシングルの本作より麻丘さんの担当に復帰。ヴィレッジ・シンガーズ時代から親交のある筒美京平と、岩崎宏美プロジェクトで仕事をしていた阿久 悠の2大ヒットメーカーがキャスティングされ、ディスコ歌謡の傑作が誕生します。麻丘さんはレコーディング前に筒美から「吉田拓郎みたいに歌って」とアドバイスされたといいます。

BGM.「恋のあやとり」麻丘めぐみ(1975)
作詞:岡田冨美子 作曲:浜 圭介 編曲:竜崎孝路
当時出始めたばかりのシンセサイザーを導入したサウンドが印象的な12thシングル。前年の「白い部屋」以降、シックでアダルトな楽曲が続いていましたが、本作は久々のアッパーチューン。なめらかなメロディラインで麻丘さん自身もお気に入りのナンバーです。

06.「街角」麻丘めぐみ(1975)
作詞:なかにし礼 作曲:都倉俊一 編曲:高田 弘
今回の自選ベストにはシングルA面19曲に加えて、アルバムに収められていたオリジナル曲やカバー曲が各10曲収録されていますが、本作は7枚目のオリジナルアルバム『青春』(75年)からセレクトされたオリジナル曲。麻丘さんが「シングルとして歌いたい」という要望を出したほどお気に入りの作品で、コンサートでもよく歌われていました。

07.「やさしくしないで」麻丘めぐみ(1991)
作詞:たきのえいじ 作曲:堀内孝雄 編曲:今泉敏郎
『Premium BEST』には収録されていませんが、近年のイベントやディナーショーで歌うこともある23rdシングル。連続ドラマ『必殺仕事人・激突!』(テレビ朝日系)の挿入歌で、麻丘さんは三田村邦彦演じる仕事人「秀」に思いを寄せる未亡人役で出演していました。今回のベスト盤に収録される「フォーエバー・スマイル」は、本作以来29年ぶりの新曲となります。

08.「フォーエバー・スマイル」麻丘めぐみ(2020)
作詞:松井五郎 作曲:都志見 隆 編曲:上杉洋史
「やさしくしないで」以来、29年ぶりの新曲となる本作は1月29日発売の『Premium BEST』にボーナストラックとして収録。「歌う自分も、聴いてくださる方も、勇気づけられるような歌を歌いたい」という麻丘さんの想いを受けて、ヒットメーカーの松井五郎が「わたしの彼は左きき」へのオマージュを込めて書き下ろした人生の応援ソングです。かつて全国の左ききを歌で勇気づけた麻丘さんですが、この歌で令和の日本を明るくしてくれることでしょう。

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