トップページ ラジオ 歌謡ラジオ「午前0時の歌謡祭」 第56回放送 「祝・デビュー50周年! 野口五郎が語る”光の道”(前篇) 」

第56回放送 「祝・デビュー50周年! 野口五郎が語る”光の道”(前篇) 」

第56回放送 「祝・デビュー50周年! 野口五郎が語る”光の道”(前篇) 」

<2020.7.19 OA>

オーガナイザー:濱口英樹(歌謡曲愛好家) 

7月はデビュー50周年を迎えた野口五郎さんをゲストにお迎えしました。1971年5月に「博多みれん」で演歌デビューした五郎さんはポップスに転向した2ndシングル「青いリンゴ」でブレイク。以後、数々のヒットを放つ一方、ミュージシャンや俳優としても活躍を続けています。オーガナイザー濱口は本年6月に発行された『昭和40年男 8月号増刊/俺たちが惚れた昭和の男たち』(クレタ)でインタビューをさせていただいたご縁もあって、2週にわたる特集が実現しました(収録はコロナの感染予防に配慮したかたちで行なわれました)。
その五郎さんは、5月6日の「GOROの日」に小渕健太郎氏(コブクロ)から提供された新曲の「光の道」を、6月3日に50周年のメモリアルアルバム『Goro Noguchi Debut 50th Anniversary~since1971~』を5形態(CD/CD+DVD/CD+Blu-ray/CD+テイクアウトライブ/BOX)でリリースしたばかり。番組ではリスナーの皆様から寄せられたリクエスト曲やメッセージを中心に、半世紀に及ぶキャリアや楽曲にまつわるエピソードをたっぷりと伺いました。


01.「博多みれん(2020 Ver.)」野口五郎(2020)
作詞:鳳司哲夫、大日方俊子 作曲:荒井英一 編曲:中川幸太郎
71年5月1日に発売されたデビュー曲は、当時師事していた荒井英一(井沢八郎「あゝ上野駅」などを作曲)によるご当地演歌。キャッチフレーズは「かわいらしい演歌ホープ」でした。15歳の若さでデビューした五郎さんですが、2作目の「青いリンゴ」がヒットするまでは年齢を18歳と偽り、地方のキャバレーなどを廻る日々が続きます。今回は6月3日にリリースされた完全数量限定豪華盤セット『Goro Noguchi Debut 50th Anniversary~since1971~』付属のEP盤に収録された最新バージョンをお届けしました。

BGM.「光の道」野口五郎(2020)
作詞・作曲:小渕健太郎 編曲:小渕健太郎、野口五郎
5月6日の「GOROの日」に配信を開始した最新曲は50年に及ぶキャリアを支えた家族やファンに対する感謝の念と愛に溢れた壮大なメッセージソング。楽曲を提供した小渕健太郎(コブクロ)とは2年ほど前から交流が始まったそうですが、いい化学反応が起きることを確信して、五郎さん自身がオファーしたといいます。ジャケットには13歳で岐阜から上京する時、駅のホームで父親が撮影した写真を使用。その瞬間から始まった“光の道”を五郎さんは今なお歩み続けています。

02.「君が美しすぎて(2020 Ver.)」野口五郎(2020)
作詞:千家和也 作曲:馬飼野俊一 編曲:中川幸太郎、野口五郎
当時の歌謡界では異例ともいえるロンドンでレコーディングされた本作はオリコンで初めてTOP3入りを果たした73年発売の9thシングル。デビューした時から「海外録音」を視野に入れていた五郎さんは17歳にしてその夢を実現したことになりますが、その後もロサンゼルスやニューヨークなどでアルバムを制作し、海外の一流ミュージシャンとの共演を重ねていきます。今回は50周年のメモリアルアルバム『Goro Noguchi Debut 50th Anniversary~since1971~』に収録された最新バージョンをお届けしました。

03.「愛さずにいられない(2020 Ver.)」野口五郎(2020)
作詞:阿久 悠 作曲:馬飼野俊一 編曲:中川幸太郎、野口五郎
ヒットメーカーの阿久 悠から初めて詞を提供された73年発売の10thシングル。作曲は筒美京平と並んで初期作品のメインコンポーザーだった馬飼野俊一が手がけ、オリコン6位をマークしました。抑え気味のボーカルを聴かせるAメロから、大サビのドラマチックな絶唱まで、五郎さんの歌唱力が遺憾なく発揮された作品といえるでしょう。今回は50周年のメモリアルアルバム『Goro Noguchi Debut 50th Anniversary~since1971~』に収録された最新バージョンをお届けしました。

BGM.「オレンジの雨」野口五郎(1973)
作詞:吉田栄子、大日方俊子 作曲:筒美京平 編曲:高田 弘
芸能誌『明星』が創刊20周年を記念して募集した詞をもとに制作された本作は、マイナーなメロディとブラスロック調のサウンドに乗せたボーカルが光る8thシングル。オリコンで初めてTOP10入り(最高6位)を果たした五郎さんは以後ベストテンの常連となり、新御三家の時代が到来します。

04.「哀しみの終るとき」野口五郎(1975)
作詞:山上路夫 作曲・編曲:筒美京平
オリコン2位まで上昇した16thシングル。五郎さんはワルツのリズムに乗せて、愛する人への思いを切々と歌い上げ、FNS歌謡祭(75年上期)では最優秀歌唱賞を受賞しました。間奏前に裏打ちとなるリズムは演奏が難しく、当時の歌番組で演奏していたビッグバンドでは再現できないケースもありました。

05.「傷心スピード・ウェイ」野口五郎(1977)
作詞:松本 隆 作曲:野口五郎 編曲:筒美京平
デビュー7年目を迎えた77年、ニューヨークでレコーディングされた10thアルバム『GORO IN NEWYORK/異邦人』に収録されたグルーヴ感溢れるミディアムチューン。演奏陣にはAndy Newmark(ドラム)、Will Lee(ベース)、Joe Caro(ギター)、Jeff Rayton(ギター)など、錚々たるメンバーが参加していますが、五郎さんは彼らを念頭に作曲を手がけたといいます。同アルバムはオリコンで最高5位のヒットを記録しました。

BGM.「最終案内」野口五郎(1978)
作詞・作曲:さだまさし 編曲:東海林 修
さだまさしの2ndソロアルバム『風見鶏』(77年)に収録された作品のカバー。空港で孤独感に苛まれる男の心情を五郎さんは繊細に歌い上げています。今回は78年に発売されたカセット限定企画『’77全国六大都市コンサート GORO IN SUNPLAZA』に収録されたライブ音源をお届けしました。

06.「歌がある限り」野口五郎(1975)
作詞:山上路夫 作曲・編曲:東海林 修
「ライブへの思いはひとしお」と語る五郎さんはデビュー2年目からライブ盤を相次いで発表。「音楽は家でかしこまって聴くのではなく、外で聴くべき」という持論のもと、カセットテープ限定のライブアルバムも数多くリリースしています。本作はライブの定番曲で、明治製菓のCMでも流れたことがあるバラードですが、今回は75年発売のライブ盤『GORO ON STAGE/ひとりぼっちの栄光』に収められた音源をお聴きいただきました。

07.「愛のラルゴ」野口五郎(2020)
作詞:麻生香太郎 作曲・編曲:東海林 修
本作もライブの定番曲でファンにとってお馴染みのナンバー。作曲・編曲は五郎さんのコンサートに監修・編曲・指揮等の立場で何度も関わった恩師・東海林 修が手がけています。今回は本年5月に配信を開始したレンタルライブ(7月31日までの期間限定)に収録された最新バージョンをお届けしました。

08.「これが愛と言えるように(strings ver.)」野口五郎(2020)
作詞:松井五郎 作曲・編曲:森 正明
昨年5月にリリースされた64thシングルの最新ストリングスバージョン。ピアノは、現在クラシックを勉強中のご息女が演奏しており、五郎さんは初の親子共演に感慨深いものがあったと語ってくれました。本作は最新アルバム『Goro Noguchi Debut 50th Anniversary~since1971~』でもエンディングを飾っています。

 

<Informationコーナー>
7月22日発売 庄野真代『66』
オーガナイザー濱口も大ファンの庄野真代さんが70~80年代のレコーディング方法にこだわりながら創り上げた7年ぶり14作目のオリジナルアルバムです。“人生と旅”をテーマにした本作には稲垣潤一、太田裕美、叶 高(サーカス)、杉真理、丸山圭子など、同世代のミュージシャンたちがゲストボーカルや作品提供で参加した贅沢な内容。今回はご本人から届いたボイスメッセージとともに収録曲「大人の女になる方法」(作詞:飯泉裕子 作曲:佐藤清喜 編曲:坂本 洋、佐藤清喜)をお届けしました。

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