トップページ ラジオ 歌謡ラジオ「午前0時の歌謡祭」 第58回放送 「4年半ぶり再降臨! 荻野目洋子を迎えて」

第58回放送 「4年半ぶり再降臨! 荻野目洋子を迎えて」

第58回放送 「4年半ぶり再降臨! 荻野目洋子を迎えて」

<2020.8.30 OA>

オーガナイザー:濱口英樹(歌謡曲愛好家) 

普段は第3日曜と第4日曜に放送している『午前0時の歌謡祭』ですが、第5日曜にあたる今回は特別編。ゲストにはスペシャル版に相応しく荻野目洋子さんをお迎えしました。
その荻野目さんは現在NHK『みんなのうた』で好評オンエア中(20年8月~9月)の新曲「虫のつぶやき」を8月5日に配信リリースしたばかり。番組では荻野目さん自身が作詞・作曲を手がけた経緯、少女時代から観察するのが好きだったという虫への思い、そしてリスナーの皆様から寄せられた質問にも時間の許す限り答えていただきました。
オーガナイザー濱口は荻野目さんが25周年を迎えた2009年より、CDのライナーノーツやライブレポートなどを執筆。そのご縁もあって、当番組の第1回(16年1月)にもゲスト出演していただきました。それ以来4年7ヶ月ぶりとなる今回は、数あるレパートリーの中からこの季節にぴったりなサマーチューンを中心にお届けしました。


※恒例の2ショット写真に、オーガナイザー濱口の著書『ヒットソングを創った男たち』を持って収まってくださった荻野目洋子さん。同書には「ダンシング・ヒーロー」や「六本木純情派」の制作秘話が掲載されています。


01.「軽井沢コネクション」荻野目洋子(1987)
作詞:売野雅勇 作曲:筒美京平 編曲:鷺巣詩郎
名盤の誉れ高い7thアルバム『246コネクション』に収録された本作は、夏の終わりを描いたグルーヴィーなポップチューン。全作詞を手がけた売野雅勇が企画を立案した同アルバムは、すべてジャケットが異なるLP、CD、カセットの3アイテムがいずれもオリコン2位の大ヒットを記録しました。一時は12thシングルとして検討されましたが、最終的に「さよならの果実たち」に変更された経緯があります。

BGM.「ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)-Dear Pop Singer Version-」荻野目洋子(2014)
訳詞:篠原仁志 作曲:A.Kyte、T.Baker 編曲:本山清治
英国出身の歌手、アンジー・ゴールドのディスコチューン「Eat You Up」を85年にカバーして、自身初のTOP10入り(オリコン5位)を果たした7thシングル。90年代後半から東海地区を中心に盆踊りの定番曲として親しまれていましたが、2017年に大阪府立登美丘高校ダンス部が“バブリーダンス”のBGMに使用したことからリバイバルヒットを記録します。今回は35周年記念アルバム『ディア・ポップシンガー』(2014年)に収録されたバージョンをお届けしました。

02.「未来航海-Sailing-」荻野目洋子(1984)
作詞:神田ヒロミ 作曲:島津行良 編曲:萩田光雄
荻野目さんは小学生時代に活動したガールトリオ「ミルク」や、アニメ『みゆき』(フジテレビ系)の声優を経て、84年4月に15歳でソロデビュー。畳みかけるような前サビが印象的な本作はオリコン32位のスマッシュヒットを記録し、7月開催のメガロポリス歌謡祭で優秀新人エメラルド賞を受賞しました。

03.「無国籍ロマンス」荻野目洋子(1985)
作詞:岡田冨美子 作曲:坂本龍一 編曲:入江 純
デビュー2年目の第1弾としてリリースされた4thシングルは坂本龍一が作曲を手がけた幻想的なナンバー。新人時代から歌唱力には定評があった荻野目さんですが、この曲では初めてファルセットを披露しています。有力アイドルがひしめいていた当時、本作はオリコン35位にとどまりますが、同時期に上海公演を成功させるなど、ブレイクに向けて着々と経験を重ねていました。

BGM.「ジャングル・ダンス[VersionⅡ]」荻野目洋子(1988)
作詞:森 正和 作曲:小室哲哉 編曲:米光 亮
NHK『みんなのうた』で若井丈児のアニメーションとともに放送された本作は音楽ファンの間で高い人気を誇る1曲。コンサートではタンバリンを持って披露されるダンスチューンです。もともと15thシングル「スターダスト・ドリーム」のカップリング曲でしたが、今回は8thアルバム『CD-RIDER』(オリコン最高1位)に収録されたVERSIONⅡをセレクトしました。

BGM.「星のスケート」荻野目洋子(1990)
作詞:荒川敏行 作曲:中村弘明
NHK教育『母と子のテレビ絵本』(90~96年)で流れていた本作は長らく商品化されていませんでしたが、2010年に紙ジャケ仕様で復刻された16thアルバム『SCANDAL [+6]』のボーナストラックとして初CD化。荻野目さんの高音が心地よく響くハートウォーミングなナンバーです。

04.「虫のつぶやき」荻野目洋子(2020)
作詞・作曲:荻野目洋子 編曲:棚橋UNA信仁
「ジャングル・ダンス」以来、32年ぶりにNHK『みんなのうた』で放送されて話題を呼んでいる最新曲。作詞・作曲は荻野目さん自身で、ウクレレの音色に乗せて、虫の生態を虫の視点で描いたユーモラスな楽曲です。少女時代から虫を観察するのが好きだった荻野目さんの発案で制作された本作はスズキハルカによるアニメーションとともに9月いっぱいまで放送される予定です。

BGM.「ビーチボーイズを止めないで」荻野目洋子(1986)
作詞:売野雅勇 作曲:林 哲司 編曲:船山基紀
久保田利伸、高中正義、杉 真理、林 哲司、松尾清憲、大沢誉志幸など、錚々たるミュージシャンを作家陣に迎えた4thアルバム『ラズベリーの風』(オリコン最高8位)収録曲。本人出演の花王ビオレUのCMにも使用された本作はドライヴ感溢れる爽やかなサマーソングです。

05.「ペルシャン・ローズ」荻野目洋子(1988)
作詞:売野雅勇 作曲:NOBODY 編曲:米光 亮
当時3アイテムあったアルバム(LP、カセット、CD)の各チャートで1位を獲得した8thアルバム『CD-RIDER』収録曲。荻野目さん自身もお気に入りだという、オリエンタルムードに溢れた夏を感じさせるポップロックです。

06.「THIS COULD BE THE NIGHT(英語Ver.)」荻野目洋子(1988)
作詞・作曲:Narada Michael Walden、Walter Afanasieff、Liz Jackson
全編英語詞の9thアルバム『VERGE OF LOVE』に収録されたアーバン系R&B。香港チャートで1位を獲得したほか、日本語バージョンが共同石油のCMに起用されています。アルバムはホイットニー・ヒューストンの2ndアルバム『Whitney』(87年)でグラミー賞最優秀プロデューサー賞を受賞した直後のナラダ・マイケル・ウォルデンのプロデュース。サンフランシスコにあるナラダのスタジオでレコーディングされた同アルバムはオリコン5位のヒットを記録しました。

BGM.「昨日より輝いて」荻野目洋子(1989)
作詞・作曲:PANTA 編曲:佐藤 準
11thアルバム『FAIR TENSION』(オリコン最高12位)に収録された本作は、アルバムをプロデュースしたPANTA(頭脳警察)による書き下ろし曲。疾走感に満ちたノリのいいナンバーで、当時のコンサートの定番曲となりました。会場が一体となって盛り上がれることもあり、近年のライブでもよく披露されています。

07.「コーヒー・ルンバ-Dear Pop Singer Version-」荻野目洋子(2014)
日本語詞:中沢清二 作曲:J.M.Perroni 編曲:山田高広
日本では西田佐知子の歌唱で知られる洋楽を“YO-CO”名義で92年にカバーした25thシングル。当時、LINDBERGやZIGGYなど、数々のヒットアーティストを手がけていた月光恵亮のプロデュースによる14thアルバム『流行歌手』(オリコン最高3位)からの先行シングルでした。今回は35周年記念アルバム『ディア・ポップシンガー』(2014年)に収録されたバージョンをお届けしました。

BGM.「虫のつぶやき」荻野目洋子(2020)
作詞・作曲:荻野目洋子 編曲:棚橋UNA信仁

08.「夏のステージ・ライト」荻野目洋子(1986)
作詞:湯川れい子 作曲:大沢誉志幸 編曲:新川 博
それまでのウェットなポップス路線から、ロックテイストの乾いたサウンドに進化した4thアルバム『ラズベリーの風』のラストを飾る曲。作曲には、荻野目さん自身がライブに足を運ぶほどファンだという大沢誉志幸(現・大澤誉志幸)が起用され、ステージに立つヒロインの心情と、去りゆく夏の寂寥感を重ね合わせた名曲が誕生しました。コンサートではアンコールの定番曲で、近年のライブでもファンとの絆を深める1曲として歌唱され続けています。

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