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第59回放送 「今こそキッズソングで癒されたい!」

第59回放送 「今こそキッズソングで癒されたい!」

<2020.9.20 OA>

オーガナイザー:濱口英樹(歌謡曲愛好家) 

新型コロナウイルスのニュースが連日報道されるようになって約8ヶ月。規制は徐々に緩和されていますが、先行きの見えない状況にストレスを抱えている方が多いのではないでしょうか。番組では聴いて癒しになるような特集ができないかと考え、9月は無邪気で元気な子供たちの歌(キッズソング)をお届けいたしました。
なお今回の特集では、キッズソングを「小学生(12歳)以下の歌唱曲」に限定。イントロクイズとミルク「リトル・キッス」を除き、大人とのコラボや、中学生以上のメンバーがいるグループは対象外とさせていただきました。


01.「マル・マル・モリ・モリ!」薫と友樹、たまにムック。(2011)
作詞・作曲・編曲:宮下浩司
阿部サダヲ主演で平均視聴率15.8%をマークした連続ドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)主題歌。ユニット名はドラマの役名で、芦田愛菜(薫)と鈴木 福(友樹)はともに6歳、犬のムックの声を当てた岡 亮は11歳でした。ドラマのエンディングで芦田と鈴木が披露した“マルモリダンス”は大人も巻き込むブームとなり、年末の宴会芸でも大人気。キッズソングでは、皆川おさむ「黒ネコのタンゴ」(69年)に次ぐヒットを記録し(オリコン最高2位)、芦田と鈴木は同年の紅白歌合戦に史上最年少で初出場を果たしました。

BGM.「悲しき口笛」美空ひばり(1949)
作詞:藤浦 洸 作曲:万城目 正 編曲:田代与志
当時12歳だった歌謡界の女王のA面デビュー曲にして出世作。本人主演の同名映画の主題歌で、天才少女歌手の名を一躍世に知らしめました。童謡ではなく、大衆音楽の分野で最初に名を成したキッズは美空ひばりと言っていいでしょう。

02.「黒ネコのタンゴ」皆川おさむ(1969)
日本語詞:見尾田みずほ 作曲:Mario Pagano 編曲:小森昭宏
69年に開催されたイタリアの童謡コンテストで3位に入賞した「Volevo un gatto nero(黒ネコがほしかった)」の日本語カバー。皆川は当時6歳の小学1年生で、ひばり児童合唱団に在籍していましたが、その合唱団を主宰する伯母のところに日本語盤の相談が持ち込まれたことで、白羽の矢が立てられたと言います。69年から70年にかけて14週連続のオリコン1位を獲得した本作はダブルミリオンを突破。「女のみち」(72年/宮史郎とぴんからトリオ)に抜かれるまでシングルセールスの記録を保持していました。

03.「ちっちゃな恋人(My Little Darling)」ジミー・オズモンド(1970)
作詞:なかやま・まり 作曲・編曲:井上かつお
米国の兄弟グループ、オズモンド・ブラザーズの末っ子が日本語で歌唱したソロデビューシングル。たどたどしい日本語で、おませな少年の恋心を歌い、オリコン2位の大ヒットとなりました。歌うジミーは当時6歳。本作のヒットで“ジミー坊や”として親しまれ、70年代中盤まで数多くのレコードを発表しました。18歳になった81年には『日曜お笑い劇場』(日本テレビ系)にレギュラー出演し、歌手としてもシングルやアルバムをリリースしています。

BGM.「山口さんちのツトム君」斉藤こず恵(1976)
作詞・作曲:みなみらんぼう 編曲:千代正行
NHK『みんなのうた』から生まれた「山口さんちのツトム君」は、オリジナルの川橋啓史盤のほか、水森亜土盤、小鳩くるみ盤など、レコード会社11社の競作となりましたが、最もヒットしたのがフィリップスから発売された斉藤こず恵盤でした。NHKの朝ドラ『鳩子の海』(74年度)における名演で国民的な人気者となった斉藤は当時8歳。本作はオリコン最高3位、50万枚に迫るビッグヒットとなりました。

BGM.「山口さんちのツトム君」川橋啓史(1976)
作詞・作曲:みなみらんぼう 編曲:千代正行
NHK『みんなのうた』で76年4月~5月に初放送されたオリジナル版。川橋啓史は当時9歳で東京放送児童合唱団(現・NHK東京児童合唱団)に在籍していました。川橋が歌唱したレコードは3社から発売され、若松正司が編曲を手がけたコロムビア盤がオリコン13位、千代正行が編曲を担当したポリドール盤が同44位、CBS・ソニー盤が同79位と、いずれもTOP100に入るヒットを記録しています。

04.「はじめての僕デス」宮本浩次(1976)
作詞:関沢新一 作曲・編曲:中村勝彦
NHK『みんなのうた』で76年8月~9月に放送されたオリジナル版。現在はエレファントカシマシのフロントマンを務める宮本は当時10歳で東京放送児童合唱団に所属していました。本作はレコード会社8社の競作となり、そのうち6社を宮本が歌唱。なかでも放送音源を収録したポリドール盤はオリコン84位をマークしました。なお、ザ・ドリフターズの加藤 茶が歌った「加藤茶のはじめての僕デス」(東芝盤/志村けん「東村山音頭」と両A面)はオリコン8位のヒットを記録しています。

05.「チンチンポンポン」小谷浩代、前野良典(1976)
作詞・作曲:Daniel Boone、Rod McQueen
日本語詞:本庄一郎 作曲:Annie Gorassini 編曲:小森昭宏
「黒ネコのタンゴ」を送り出したイタリアの童謡コンテストで72年に入賞した「cin cin pon pon」の日本語カバー。原曲は汽車が走る様子(シュッシュッポッポッ)を描いた詞でしたが、日本では訳詞家の本庄一郎が全く異なる日本語詞を乗せ、幼い兄妹のお風呂ソングに生まれ変わりました。あどけない歌声を聴かせる小谷浩代(3歳)と前野良典(6歳)は、いずれもひばり児童合唱団に在籍。性教育的な内容が話題となった本作はオリコン20位のスマッシュヒットを記録しています。

BGM.「ぼくの先生はフィーバー」原田 潤(1978)
作詞:橋本 淳 作曲:平尾昌晃 編曲:若草 恵
最高視聴率40%を記録した学園ドラマ『熱中時代』(日本テレビ系)主題歌。当時大ヒットしていた映画『サタデー・ナイト・フィーバー』を思わせるディスコサウンドで、オリコン20位まで上昇しました。歌う原田は当時9歳で平尾昌晃ミュージックスクール出身。子役としても活躍し、『熱中時代』にも転校生役でゲスト出演しています。

06.「リトル・キッス」ミルク(1980)
作詞:湯川れい子 作曲:馬飼野康二 編曲:竜崎孝路
オーディション番組『ちびっこ歌まねベストテン』(東京12チャンネル/現・テレビ東京)で優勝した小学生女子3人による期間限定ユニットの2ndシングル。8月のゲスト・荻野目洋子さんも“ルミ”の愛称で参加していました。発売時点でメンバーのクミ(大森絹子)が中学生になっていたので、厳密にはキッズソングに該当しませんが、全員が小学生だったデビュー曲「ザ・あれからいちねん」は第1回放送で紹介済みのため、今回はあえて本作をセレクトしました。

07.「シティ・コネクション」エマニエル(1981)
訳詞:佐藤由佳 作曲:ダニー・ロング 編曲:ミッシェル・シミーン
日本ではクラリオンのCMで人気に火が付いたエマニエル・ルイスの日本デビュー曲。当時10歳とは思えぬ小柄な体型と愛らしさで“エマニエル坊や”と呼ばれた彼は、日本の番組やCMにも数多く出演し、本作はオリコン2位のヒットとなりました。作曲のダニー・ロングは、のちにヒットプロデューサーとなる長戸大幸の変名です。

BGM.「たらこ・たらこ・たらこ」キグルミ(2006)
作詞:加藤良1 作曲・編曲:上野耕路
2004年10月から放送を開始したキユーピーの「あえるパスタソース たらこ」のCMソング。作詞はCMディレクターの加藤良一(本作では“加藤良1”名義)、作曲・編曲はゲルニカの上野耕路が担当しています。キグルミはオーディションで選ばれたレナ(志村玲那/当時11歳)とハルカ(遼花/当時10歳)の2人組。人気CMのCD化という話題性もあって、本作はオリコン初登場2位のヒットを記録しました。

08.「パプリカ」Foorin’(2018)
作詞・作曲:米津玄師
今をときめく米津玄師が作詞・作曲・プロデュースを手がけた「NHK 2020応援ソング」。『みんなのうた』で2018年8月~9月にオンエアされると、その振り付け(辻本和彦と菅原小春が担当)も話題となり、現在まで2年以上にわたるロングセラーとなっています。Foorin’はオーディションで選抜された5人グループで、結成時は全員小学生。オリコン3位をマークした本作は2019年に日本レコード大賞を受賞しました。

09.「雨に願いを」芦田愛菜(2012)
作詞・作曲:松任谷由実 編曲:松任谷正隆
2010年の連続ドラマ『Mother』(日本テレビ系)の名演技で注目された天才子役のソロ第3弾シングル。豊川悦司とのダブル主演ドラマ『ビューティフル・レイン』(フジテレビ系)の主題歌でオリコン16位のヒットを記録しました。本作を提供したユーミンは翌年、自身のアルバム『POP CLASSICO』(13年)でストリングスをフィーチャーしたセルフカバーバージョンを収録しています。

《イントロクイズ解答》

 

 

 

 

「個人授業」フィンガー5

 

 

 

 

「老人と子供のポルカ」左 卜全とひまわりキティーズ

 

 

 

 

「崖の上のポニョ」藤岡藤巻と大橋のぞみ

 

 

 

 

「Body & Soul」SPEED

 

 

 

 

「BOY」クリッパー

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