トップページ ラジオ 歌謡ラジオ「午前0時の歌謡祭」 第63回放送 「デビュー40周年! 河合奈保子 meets 筒美京平(前篇)」

第63回放送 「デビュー40周年! 河合奈保子 meets 筒美京平(前篇)」

第63回放送 「デビュー40周年! 河合奈保子 meets 筒美京平(前篇)」

<2020.12.20 OA>

オーガナイザー:濱口英樹(歌謡曲愛好家) 

12月は、FMおだわらの“ラジカセアワー”(毎週日曜23時~25時)で放送されている『ラジオ歌謡選抜』『ファムラジオ』『午前0時の歌謡祭』の3番組合同で、10月に他界された作編曲家・筒美京平さんの追悼特集を実施。『0時歌謡』では、今年デビュー40周年を迎えた河合奈保子さんに提供された筒美作品をお届けしました。
オーガナイザー濱口の女神である奈保子さんを特集するのは、16年9月、17年8月に続いて3度目。前2回はいずれもDVDや写真集の発売と同時期に実施しましたが、今回も12月23日にリリースされるDVD-BOX『NAOKO ETERNAL SONGS』に合わせたタイミングを選びました。同BOXは、TBSが保有する奈保子さんの歌唱映像(80~88年)をDVD4枚に27曲、113シーン収めた画期的商品。アニバーサリー企画を待ちわびていたファンにはまたとないクリスマスプレゼントとなりました。
番組では、稀代のヒットメーカーが奈保子さんに提供した全36曲の中からお気に入りの曲へのリクエストを募集。その結果、過去の特集回を上回るメールが寄せられたため、急遽2週にわたる特別編成とし、可能な限り多くのリクエストにお応えすることにいたしました。


河合奈保子『NAOKO ETERNAL SONGS』
発売日:2020年12月23日
品番:COBA-7211~4
価格:22,000円(税別)
仕様:DVD4枚組、三方背BOX、特製ブックレット(32ページ)
特設ページ:https://columbia.jp/artist-info/kawai/discography/COBA-7211-4.html


01.「北駅のソリチュード」河合奈保子(1984)
作詞:売野雅勇 作曲:筒美京平 編曲:萩田光雄
10thアルバム『さよなら物語』と同日にリリースされた19thシングル。ワム!のヒット曲「ケアレス・ウイスパー」(84年)を思わせるアルトサックスのイントロから哀愁ムードたっぷりの世界観に引き込まれる、ドラマチックなウインターソングです。メリハリの効いた奈保子さんのボーカルも心境著しく、オリコン6位のヒットを記録しました。

BGM.「ちょっぴりパッショネイト」河合奈保子(1983)
作詞:来生えつこ 作曲:筒美京平 編曲:大村雅朗
A面5曲を筒美先生が担当した6thアルバム『SKY PARK』(オリコン最高2位)収録曲。同アルバムのオープニングを飾る本作は従来のレパートリーとは異なるスリリングなアップチューンで、囁くようにAメロを歌う奈保子さんのボーカルからも仄かな大人の色気が感じられます。

02.「アリバイ」河合奈保子(1983)
作詞:秋元 康 作曲:筒美京平 編曲:大村雅朗
LP・カセット合計で15万セットを超えるヒットを記録したアルバム『SKY PARK』の収録曲です。同時リリースされた13thシングル「エスカレーション」から奈保子プロジェクトに参加した筒美先生は、同アルバムで3人の作詞家と組んで様々なタイプの楽曲を提供。本作は16ビートのファンキーなディスコチューンで奈保子さんの新しい一面を開拓しています。

03.「UNバランス(Live Ver.)」河合奈保子(1988)
作詞:売野雅勇 作曲:筒美京平 編曲:大村雅朗
筒美先生と初めて組んだ前作「エスカレーション」で大胆なイメージチェンジを果たした奈保子さんは、14thシングルの本作でも挑発的な路線を継承。ディスコ調のリズミカルなナンバーを、バックコーラスのEVEに負けない力強いボーカルで歌い切り、オリコン4位のヒットに結びつけました。今回は88年7月24日、よみうりランドのオープンシアターEASTで開催されたバースデーコンサートにおけるライブバージョンをお届けしました。

BGM.「霧雨の埠頭(LA JETTE)」河合奈保子(1984)
作詞:売野雅勇 作曲:筒美京平 編曲:矢島 賢、矢島マキ
中期のメインライターとして、奈保子さんに多くの作品を提供した「売野雅勇・筒美京平コンビ」が全曲を書き下ろした10thアルバム『さよなら物語 THE LAST SCENE and AFTER』に収録されたミディアムバラード。アルバムのオープニングを飾る本作で、奈保子さんは愁いを帯びた切ない女心を聴かせてくれます。

04.「哀しみのコンチェルト(WIEN)」河合奈保子(1984)
作詞:売野雅勇 作曲:筒美京平 編曲:矢島 賢、矢島マキ
オリコン11位をマークしたアルバム『さよなら物語』は、秋から冬のヨーロッパ各地で展開されるドラマチックな別れを描いたコンセプトアルバム。LPではB面1曲目に収録された本作は、音楽の都・ウィーンを舞台にしたクラシカルな曲想と、奈保子さんの陰影に富んだ歌声が聴きどころです。

05.「海岸道路N2(BARCELONA SENTIMENTAL)」河合奈保子(1984)
作詞:売野雅勇 作曲:筒美京平 編曲:矢島 賢、矢島マキ
寒い季節の湿った空気感を漂わせる楽曲が多くを占めるアルバム『さよなら物語』の中で、唯一、陽光と乾いた空気を感じさせるメジャーチューン。それもそのはず、舞台はスペインのバルセロナで、奈保子さんは終わった恋を振り返るヒロインを演じています。

BGM.「暁のスカイパイロット-Where have all the stardust gone-」河合奈保子(1985)
作詞:売野雅勇 作曲:筒美京平 編曲:若草 恵
前年から3ヶ月に1枚のハイペースでオリジナルアルバムをリリースしていた奈保子さん。本作は“5周年メモリアルアルバムVoi.4”と銘打たれた11thアルバム『スターダスト・ガーデン-千・年・庭・園-』のオープニングを飾る、SF的な世界観を持つ幻想的なナンバーです。

06.「オリエンタル・アイズ-Sometime, somewhere-」河合奈保子(1985)
作詞:売野雅勇 作曲:筒美京平 編曲:鷺巣詩郎
全曲を筒美先生が作曲したオリジナルアルバムは80年代に17作ありますが、その中でシングル曲を含まないアルバムは7作のみ。そのうち2作が奈保子さんの『さよなら物語』と『スターダスト・ガーデン』です。『スターダスト・ガーデン』収録の本作は中華的なメロディと変則的なリズムが印象的な楽曲ですが、奈保子さんは抜群の歌唱力でその難曲を歌いこなしています。

07.「海流の島 -Island for dreams-」河合奈保子(1985)
作詞:売野雅勇 作曲:筒美京平 編曲:萩田光雄
筒美先生が全曲を手がけたアルバムはいずれも傑作揃いと評判ですが、オリコン4位をマークしたアルバム『スターダスト・ガーデン』も名盤との評価を得ています。編曲には鷺巣詩郎、新川 博、若草 恵など、当代一のアレンジャーが起用されていますが、本作は萩田光雄が担当。疾走感溢れるポップチューンに仕上がっています。

08.「永遠のシネマハウス -Thousand frames-」河合奈保子(1985)
作詞:売野雅勇 作曲:筒美京平 編曲:新川 博
アジア太平洋地域や近未来的SF世界を舞台にした作品で構成されたアルバム『スターダスト・ガーデン』収録曲。筒美さんのメロディはどこかノスタルジックな響きを持っていますが、丁寧に表現する奈保子さんの歌唱力がさらにそれを際立たせています。

BGM.「face to face」河合奈保子(2006)
作曲・演奏:河合奈保子
当番組で、ほぼ毎回エンディングにおかけしている本作は、奈保子さんが2006年に発表した自作曲のインストゥルメンタル・アルバム『nahoko 音』に収録された曲。水の流れのように美しくきらめくメロディをピアノ1本で演奏しています。

09.「刹那の夏(Live Ver.)」河合奈保子(1986)
作詞:売野雅勇 作曲:筒美京平 編曲:船山基紀
約3年間続いた「売野雅勇×筒美京平」時代を締めくくる25thシングル。ルビを多用した売野氏の耽美的な詞世界に、筒美氏のラテンテイストのメロディが乗ったバラードで、オリコン10位をマークしました。今回は86年9月20日に日本武道館で開催された芸映所属タレントによるイベント『EARTH ARK』におけるライブ音源をお届けしました。

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