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第70回放送 「歴代五輪関連曲」

第70回放送 「歴代五輪関連曲」

<2021.7.18 OA>

オーガナイザー:濱口英樹(歌謡曲愛好家) 

7月は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に合わせて、過去の夏季大会を彩ってきた関連曲を特集しました。一口に関連曲といっても、オリパラとの関係性はさまざま。大会で実際に演奏・歌唱された曲だけでなく、かつて行われていた「がんばれ!ニッポン」のキャンペーンソング、五輪を扱ったドラマやアニメの主題歌、報道番組のテーマソングなどがアスリートの祭典を盛り上げてきました。今回は前回の東京大会(1964年)以降、商品化された作品の中から13曲を厳選。4ヶ月ぶりにイントロクイズも実施しました。
首都・東京で57年ぶりの開催となった今回の夏季大会。新型コロナウィルスの感染拡大で1年延期され、しかも変異株が世界中で猛威を振るう逆境の中、東京2020に向けて厳しい鍛錬と調整を重ねてきた各国アスリートの健闘を祈ります。


01.「オリンピック・マーチ 開会式入場行進実況」鈴木文彌(1964)
作曲・編曲:古関裕而
昨年のNHK朝ドラ『エール』で再注目された作曲家・古関裕而が昭和39年(1964年)の東京大会開会式のために作曲。実況中継はNHKアナウンサー(当時)の鈴木文彌です。今回は『~古関裕而生誕 100年記念~NHK番組による国民的作曲家・古関裕而の世界』(09年)に収録された音源をお届けしました。

BGM.「東京五輪音頭」三波春夫(1963)
作詞:宮田 隆 作曲:古賀政男 編曲:中野安博
1964年の東京大会の前年に発表されたテーマソング。作曲の古賀政男は三橋美智也が歌うことを想定していたそうですが、レコード各社の競作となった結果、テイチクから発売された三波春夫盤が最も大きなセールスを記録しました。ちなみに他社は三橋(キング)、橋 幸夫(ビクター)、坂本 九(東芝)、北島三郎・畠山みどり(コロムビア)などの人気歌手がリリース。今回の東京五輪では、石川さゆり、竹原ピストル、加山雄三が歌う「東京五輪音頭2020」が制作されています。

02.「ミュンヘンへの道」ハニー・ナイツ(1972)
作詞:阿久 悠 作曲:渡辺岳夫 編曲:葵まさひこ
男子バレーボール日本代表がミュンヘン五輪(72年)に向けて猛練習に取り込む様子を描いた『アニメドキュメント ミュンヘンへの道』(TBS系/72年4月~9月)の主題歌。同番組は猫田勝敏、森田淳悟、横田忠義、南 将之、大古誠司ら、選手全員が実名で登場して話題となりましたが、ミュンヘンで宿願の金メダルを初めて獲得したことから、男子バレーのブームが巻き起こりました。

BGM.「ノルマリーナ・ミーシャ(好きだわミーシャ)」沢田富美子(1979)
作詞:阿木燿子 作曲:宇崎竜童 編曲:船山基紀
モスクワ五輪(80年)のマスコットキャラクターが主役のアニメ『こぐまのミーシャ』(テレビ朝日系/79年10月~80年4月)のオープニングテーマです。沢田富美子は日本における同五輪のイメージキャラクターに選ばれ、本作でデビュー。81年にはレコード会社を移籍し、「ちょっと春風」で再デビューしています。

03.「DO YOUR BEST」ピンク・レディー(1979)
作詞:伊達 歩 作曲:都倉俊一 編曲:井上 鑑
80年のモスクワ大会に向けたオリンピック選手強化基金「がんばれ!ニッポン募金 Do your best!」のキャンペーンソング。ピンク・レディー16作目のシングルとしてリリースされましたが、米国進出の時期と重なり、国内でのプロモーションがほとんどできなかったこともあり、オリコン36位にとどまりました。

04.「めざせモスクワ(Moskau)」バオバブ・シンガーズ(1979)
日本語詞:ケイ・ふじやま 作曲:Ralph Siegel 編曲:中島正雄
旧西ドイツの音楽グループ“ジンギスカン”の2ndシングル「モスコウ」の日本語カバー。歌うバオバブ・シンガーズは声優事務所“ぷろだくしょんバオバブ”所属の声優16人(富田耕生、富山 敬、神谷 明、三ッ矢雄二、水島 裕、井上和彦、肝付兼太、加藤 修、緒方賢一、山田俊司、小原乃梨子、北浜晴子、吉田理保子、清水マリ、千々松幸子、野沢雅子)から成る期間限定ユニットでした。メンバーが自身の当たり役であるアニメキャラの声も吹き込んだ本作はオリコン80位をマーク。日本では別の日本語詞でダーク・ダックスもカバーしています。

BGM.「カイト」嵐(2020)
作詞・作曲・編曲:米津玄師、オーケストラ編曲:坂東祐大
NHK2020ソングとして、2019年の紅白歌合戦で初披露された58thシングル。昨年いっぱいで活動を休止した嵐にとってシングル初のミリオンヒットを記録し、代表作の1つとなりました。なお、嵐は2004年のアテネ大会以来、夏季では5大会連続、冬季でも3大会で関連曲を歌唱しています。

05.「イーグルサムのマーチ」イーグルス(1983)
作詞:伊達 歩 作曲:筒美京平 編曲:佐久間正英
ロサンゼルス五輪(84年)のマスコットキャラクターを主人公としたアニメ『イーグルサム』(TBS系/83年4月~84年3月)のオープニングテーマ。イーグルスは同アニメのエンディングテーマ『走れ!ゴーインBOY』でデビューしたジャニーズ所属の中村成幸(現・繁之)、大沢樹生、内海公司、宇治正高、石川博文による5人グループで、本作はデビュー曲のB面に収録されました。

06.「リラの咲くころバルセロナへ」光GENJI(1992)
作詞:康 珍化 作曲:後藤次利 編曲:後藤次利、新川 博(コーラス編曲:曳田 修)
92年開催のバルセロナ大会に向けた「JOCがんばれ!ニッポン!」のイメージソング。スピード感、爽快感、高揚感のあるサウンドと、現地スペインの言葉や文化、風景が盛り込まれた詞を兼ね備えた本作は、光GENJIの17thシングルとしてリリースされ、オリコン2位のヒットに。今回は94年発売のベスト盤に収録されたロングバージョンをお届けしました。ちなみに光GENJIは94年のリレハンメル冬季大会でもキャンペーンソング「BRAVO!Nippon~雪と氷のファンタジー~」を担当。以後、ジャニーズは現在に至るまで、全大会で所属グループが関連曲を歌唱しています。

BGM.「ONLY LOVE」HOUND DOG(1988)
作詞:松井五郎 作曲:蓑輪単志 編曲:HOUND DOG
日本テレビ系のソウルオリンピック(88年)~世界陸上東京大会(91年)のスピリッツソングに起用された14thシングル。同局の五輪関連番組やワイドショー等で頻繁にオンエアされたことも奏功し、デビュー9年目で初のオリコンTOP3入りを果たしました。

07.「朝の国から(新録音)」キム・ヨンジャ(2018)
日本語詞:吉岡 治 作曲:吉屋 潤 編曲:松井タツオ
ソウル五輪(88年)の公式ソングとして86年に発表された本作は、開幕直前にジョルジオ・モロダー作曲の「ハンド・イン・ハンド」に変更されたため、閉会式でのみ歌唱された経緯を持つ楽曲。歌詞は公募で、作曲はコンペの結果、朝鮮出身の吉屋 潤が起用されました。日本ではキム・ヨンジャの再デビューシングルとして87年に発売。今回は『30周年記念アルバム ベスト・レパートリーズ』に収録された新バージョンをお届けしました。

BGM.「パプリカ」Foorin(2018)
作詞・作曲・プロデュース:米津玄師
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会により「東京2020公認プログラム」として認証されたNHK2020応援ソング。Foorinはオーディションで選ばれた5人の小中学生による男女混合ユニットですが、辻本知彦・菅原小春による振り付けの魅力も相俟って、老若男女に親しまれる国民的ヒット曲となりました。2019年には日本レコード大賞を受賞。現在までにMVの再生回数は2億2千万回を超えています。

08.「俺たちの時代(Live Ver.)」西城秀樹(1980)
作詞:熊野真人、たかたかし 作曲:水谷公生
モスクワ大会(80年)に向けたJOC応援歌に起用された33rdシングル。開催国・ソ連のアフガニスタン侵攻(79年)に抗議して、日本を含む西側諸国が不参加を表明したため、「幻の五輪ソング」となってしまいましたが、スポーツマン・西城秀樹に相応しいアスリート賛歌として、オリコン6位のヒットを記録しました。今回は本放送からちょうど41年前の80年7月18日に後楽園球場で開催された『BIG GAME ’80 HIDEKI』で録音されたライブバージョンをお届けしました。

《イントロクイズ解答》

 

 

 

 

「Hero」安室奈美恵

 

 

 

 

「GIFT」Mr.Children

 

 

 

 

「栄光の架橋」ゆず

 

 

 

 

 

 

 

 

「熱くなれ」大黒摩季

 

 

 

 

「Heart and Soul」浜田麻里

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