東京スイーツ散歩㉛番外編
仙台「源吾茶屋のおこのみ3色もち」
文・写真:長井英治
わたしをそっと包み込んでくれる、魅惑のスイーツたち。
そんな、神様がくれたオンリーワンのスイーツこそが世の中を熱くする!と信じ、
東に美味しいアイスクリームがあれば行って試食し、
西に人気のパンケーキあれば行ってその行列に参加し、
南に絶品のスフレあれば行って舌鼓を打ちながら、これはヤバイ!といい、
北にパフェやクレープがあればこれはここでしか食べられないから、
スウィーツは別腹だと自分に言い聞かせ……。
そうやって、都内の隅から隅まで、自分の足で歩いて探した絶品を紹介していきます。
東京スイーツ散歩を読めば、きっとあなたも、甘くステキなデイズを送れるはずです!
GWに東北方面に旅行に行って参りました。5月の東北は緑がキラキラと輝いてたいそう美しかったです。
今回、スイーツ散歩してきたのは、仙台市営地下鉄東西線「大町西公園」駅から徒歩約2分にある「源吾茶屋」という甘味屋さんです。このお店は明治創業の老舗のお店で、とても風情のあるお店なんですが、公園の中にあるのでとても気持ちの良い場所です。ユーミンもツアーで仙台を訪れる度に来店しているという有名店で、歴代のユーミンのサインがしっかりと飾られていました。
このお店の名物は「おこのみ3色餅」とくに濃厚な「胡麻味」と、仙台ならではの「づんだ味」がおすすめです。お餅がとても柔らかくで、餡も甘すぎずいくらでもいただけてしまう美味しさです。甘味の他にも、ラーメンや丼ものの食事も美味しそうなんで、仙台に立ち寄った際は是非行ってみて下さい。
東北方面は緑の美しい5月がおすすめですよ!
「源吾茶屋」
http://miyagi.itot.jp/omachi/35
『悲しいほどお天気』(1979)
松任谷由実
ユーミンの私小説風の名盤。収録曲「緑の町に舞い降りて」は、盛岡の花巻空港をテーマにした名曲。文学少女が宮沢賢治の跡地を辿る紀行ソング。東北方面の旅のお供におすすめのアルバムです。(選・文/長井英治)