岡ななみの歌謡曲ア・ゴー・ゴー⑥
「愛して愛して愛しちゃったのよ」/田代美代子・和田弘とマヒナスターズ
文/岡ななみ
1965年6月発売
田代美代子・和田弘とマヒナスターズ
「愛して愛して愛しちゃったのよ」
作詞・作曲 浜口庫之助さん
今年初めて聴いて、今年一番ハマってる曲。
♪愛しちゃったのよ♪
♪愛しちゃったのよ♪
♪あなただけを 死ぬ程に♪
こういう、耳に残る、わかりやすい曲。
気が付いたら頭の中ぐるぐるまわっていて、気が付いたら口ずさんでしまうような。
こういう曲が必要な気がします。現在も。
ここ最近は好奇心が薄れてきたので(笑)、たくさんの曲を聞き漁ることは無くなったのですが、
そんな中でも、『あ、この曲いいな。なんだろう。』とアンテナに引っ掛かった曲は、浜口庫之助さんの作品が多いです。
耳に残りやすい言葉やメロディーが多いですよね。
『これもハマクラさんなんだ!』とよく驚いていた2016年でした。
カラオケで歌ってみましたところ、音痴な私にも歌いやすい。
良い曲で、覚えやすく、歌いやすい。
だからこそ多くの人に愛されるのではないかと思います。
ここがこうだから好きなんだ!というはっきりしたものはありません。
なんか好きなんです!たまらないんです!いいなぁ~と思うんです!
コーラスの(ララランラン♪)がかわいい、だとか、
“誰もわかっちゃくれない”の“っちゃ”の力み具合が良い、だとか、
細かい好きな部分はあります(笑)。
数ヶ月前になりますが、ラピュタ阿佐ヶ谷で上映されていた映画「四つの恋の物語」(日活/1965年)を鑑賞して来たのです。
浜田光夫さんが片思い中の幼なじみ吉永小百合さんを思い
酔ってこの曲を口ずさんでいたり。
小百合さんのお父さん役の笠智衆さんも、芸者・横山道代さんに言い寄られた夜、1人でお風呂で嬉しそうに歌っていたり。
そういった具合に、効果的に使われていて、気になって調べたことが、私が「愛して愛して愛しちゃったのよ」を知ったきっかけでした。
翌1966年には、浜田光夫さん主演でこの曲を題材にした映画、その名も「愛して愛して愛しちゃったのよ」。
こちらも日活により製作、公開されております。(私は未見ですが。台本を読む限り非常におもしろいです。)
田代美代子さん、和田弘とマヒナスターズの皆さんもご出演されているようです!
是が非でも観てみたいですね!
あ、また日活のお話になっちゃった(*´ω`*)ゞ テヘッ