東京スイーツ散歩㉕
ドーナツトリップ@逗子(前篇)
『days386』のドーナツ
写真・文/高円寺K子
わたしをそっと包み込んでくれる、魅惑のスイーツたち。
そんな、神様がくれたオンリーワンのスイーツこそが世の中を熱くする!と信じ、
東に美味しいアイスクリームがあれば行って試食し、
西に人気のパンケーキあれば行ってその行列に参加し、
南に絶品のスフレあれば行って舌鼓を打ちながら、これはヤバイ!といい、
北にパフェやクレープがあればこれはここでしか食べられないから、
スウィーツは別腹だと自分に言い聞かせ……。
そうやって、都内の隅から隅まで、自分の足で歩いて探した絶品を紹介していきます。
東京スイーツ散歩を読めば、きっとあなたも、甘くステキなデイズを送れるはずです!
天高く馬肥ゆる秋。皆さんスイーツしてますか? 私は先日、東京を少しだけ飛び出して「ドーナツトリップ@逗子」してまいりました。秋の爽やかな気候に誘われて、休日というとこんな事ばかりしています。いや、秋じゃなくてもしてるかも。
まずは逗子駅から森戸海岸辺りまでバスに揺られて『days386』さんへ。ここは自家製バンズのハンバーガーが美味しいカフェなのですが、水曜日限定でドーナツが食べられます。この辺りの海には夏に毎年訪れていますが、ドーナツは夏季はお休みなので、いつか食べてみたい!と夢見ていました。だから、来ました。夢なんて見るモンじゃない、叶えるものだから…。そうしてやっと会えたドーナツは、熱々の揚げたての時にまぶされたであろうお砂糖がキラキラと輝いて、サクジュワッとフワ甘く最高に美味しかったです。もちろん全種類連れて帰りました!全部美味しかった…。バス停まで歩いた際に海も見えて、最高でした。
(この項続く)
days386
『ヴァラエティ』(1984)
竹内まりや
今回はドーナツタイムに似合う曲をご紹介。収録曲「ふたりはステディ」はタバコもお酒も全くダメな歳下の彼と恋に落ちる女性が主人公なんですが、彼氏は今で言うところの「スイーツ男子」。当時はかなり時代を先取りしたテーマだったかもしれません。歌詞に出てくる「ドーナツショップ」というワードにも注目を。(選・文/長井英治)