平尾昌晃
ヒット曲の達人が語る昭和歌謡ヒストリー エピソード満載、必殺の一冊!

昭和30年代前半に訪れたロカビリー・ブームは、日本で若者のための音楽シーンが確立された、画期的な出来事だった。“ロカビリー三人男”のひとりとしてその渦中にいた筆者が、戦後まもなく巷で流行った「リンゴの唄」から、昭和の終わりを象徴する美空ひばり「川の流れのように」まで、歌謡曲黄金時代を贅沢に語りつくす。昭和40年代前半からは作曲家に転進し、「霧の摩周湖」「よこはま・たそがれ」「瀬戸の花嫁」「二人でお酒を」など、ヒットメーカーとして大活躍しているだけあって、冷静かつ鋭い視点による歌謡曲論が展開される。さらにずっと芸能界の第一線に居続けている筆者ならではのエピソードが満載の楽しい読み物となっている。最近では「うた先案内人」を自称して、各地でコンサートを催している氏が、「歌う」ための「昭和歌謡」を時代順に選んだという一冊。入門編としてはもちろん、マニアも愉しめる、すべての歌謡曲ファン必携の書である。
昭和歌謡1945~1989
歌謡曲黄金期のラブソングと日本人
著:平尾昌晃
2013年10月19日発売
ISBN:978-4-331-51771-0
定価:900円(税込)廣済堂新書
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昭和歌謡1945~1989|株式会社廣済堂出版 kosaido publishing
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