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第74回放送 「岩崎宏美が歌う筒美京平の世界」

第74回放送 「岩崎宏美が歌う筒美京平の世界」

<2021.10.31 OA>

オーガナイザー:濱口英樹(歌謡曲愛好家) 

年に数回、5週目の日曜日があるときは特別番組を放送している“ラジカセアワー”こと『ラジオ歌謡選抜アワー』。10月31日は没後1年を迎えた作編曲家・筒美京平氏の偉業を偲び、23時からは『ラジオ歌謡選抜』(ゲスト:半田健人氏)、24時からは岩崎宏美さんをゲストにお迎えして『午前0時の歌謡祭』をお送りしました。
ちなみに『0時歌謡』に宏美さんが出演されるのは2年ぶり4度目(歴代最多)。今回は姉妹番組『ラジオ歌謡選抜』と『ファムラジオ』でパーソナリティを務めている長井英治さんとの共同MCという形でお届けしましたが、ヒロリンと四半世紀以上の交流がある長井さんの参加により、トークは大いに盛り上がりました。
その宏美さんは10月20日に自ら監修・選曲を手がけた2枚組CD『筒美京平シングルズ&フェイバリッツ』をリリースしたばかり。番組では同アルバムの収録曲や、リスナーの皆様から寄せられた「岩崎宏美が歌う筒美京平作品」へのリクエスト曲を中心に構成しつつ、11月24日に発売される野口五郎さんとのデュエット曲「好きだなんて言えなかった」もいち早くお届けしました。

岩崎宏美『筒美京平シングルズ&フェイバリッツ』
初回限定盤:2CD+DVD/通常盤:2CD
発売日:2021年10月20日
特設ページ:https://www.hiroring.com/pg3322.html
https://youtu.be/Opsf3_hVoFc

岩崎宏美『筒美京平フェイバリッツⅡ』
※2CDに収録されなかった自選17曲のプレイリスト
特設ページ:https://www.jvcmusic.co.jp/-/News/A000295/8.html

野口五郎・岩崎宏美「好きだなんて言えなかった」
発売日:2021年11月24日
特設ページ:https://www.hiroring.com/pg2922.html


01.「ロマンス」岩崎宏美(1975)
作詞:阿久 悠 作曲・編曲:筒美京平
チャートの1位を獲得した2ndシングル。宏美さんは本作であまたの新人賞を受賞し、NHK紅白歌合戦にも初出場を果たしました。初代担当ディレクターの笹井一臣氏によると、この曲はもともとバラードだったそうですが、メロディがよかったので、筒美先生と相談のうえ、当時米国で流行り始めていたヴァン・マッコイ風のディスコミュージックに作り変えたとのことです。

BGM.「わたしの1095日」岩崎宏美(1977)
作詞:阿久 悠 作曲・編曲:筒美京平
宏美さんの高校卒業を記念して制作されたこの曲は8thシングル「想い出の樹の下で」のカップリング曲。その4ヶ月後に発売された4thアルバム『ウィズ・ベスト・フレンズ』にも収録されたミディアムチューンです。宏美さんにとっても思い入れのある作品で、このたびリリースされた『筒美京平シングルズ&フェイバリッツ』にもお気に入り曲としてセレクトされています。

02.「想い出の樹の下で」岩崎宏美(1977)
作詞:阿久 悠 作曲・編曲:筒美京平
スタイリスティックスの「愛がすべて」(74年)を思わせるブラスとストリングス、そして宏美さんのハイトーンボイスが多幸感をもたらす8thシングル。宏美さんが「歌手・岩崎宏美を作ってくださった恩人」として感謝を捧げる阿久 悠氏と筒美京平氏は、デビュー曲「二重唱(デュエット)」から本作まで、8作連続でシングルA面を担当しました。

BGM.「霧のめぐり逢い」岩崎宏美(1976)
作詞:阿久 悠 作曲・編曲:筒美京平
オリコン4位をマークした6thシングル。クラビネット、ソリーナ(電子キーボード)、ストリングス、エレキギター、アコースティックギターなどを駆使した凝ったアレンジと、シンガーズ・スリーによるコーラスが聴きどころのディスコチューンです。レコーディングの時、筒美先生から「歌いだしの ♪あ~な~た~ね~ は前の音をすくわずに歌うように」と指導された宏美さん。なかなか上手く歌えず苦労したそうです。

03.「筒美京平メドレー(Live Ver.)」岩崎宏美(1983)
作詞:阿久 悠 作曲:筒美京平 編曲:小野寺忠和
宏美さんのコンサートではお馴染みの「筒美京平シングルメドレー」。今回は『’83岩崎宏美リサイタル』(83年10月16日@東京郵便貯金ホール)で披露された「センチメンタル」(75年)~「未来」(76年)~「ファンタジー」(76年)~「私たち」(75年)のライブ音源をお届けしました。このたび発売された『筒美京平シングルズ&フェイバリッツ』の初回限定盤付属DVDには、このメドレーを歌う貴重映像が収録されています。

BGM.「レンガ通りの恋人達」岩崎宏美(1980)
作詞:伊達 歩 作曲:筒美京平 編曲:後藤次利
20thシングル「女優」のカップリングに収録された本作は伊達 歩こと伊集院 静の文学的な詞と、爽快感のあるサウンドが溶け合ったポップチューン。収録時間の制約があるため、惜しくも『筒美京平シングルズ&フェイバリッツ』には収められませんでしたが、各配信サイトで公開された宏美さん選曲のプレイリスト『筒美京平フェイバリッツⅡ』に収録されています。

04.「五線紙のカウボーイ」岩崎宏美(1980)
作詞:橋本 淳 作曲・編曲:筒美京平
全曲、筒美京平作品で構成された9thアルバム『WISH』に初収録された本作はカントリー調の軽快なナンバー。30周年BOX『HIROMI IWASAKI 30TH ANNIVERSARY BOX』(2004年)に続いて、『筒美京平シングルズ&フェイバリッツ』にもセレクトされた、宏美さんお気に入りの楽曲です。

05.「生きがい」岩崎宏美(1983)
作詞:有馬三恵子 作曲:筒美京平 編曲:萩田光雄
全10曲中7曲を筒美先生が手がけた13thアルバム『私・的・空・間』収録曲。発売当時から折に触れてライブでも歌われてきた楽曲で、今回の『筒美京平シングルズ&フェイバリッツ』にも収められています。若い頃の宏美さんは歌詞の意味をあえて深く考えずに歌っていたそうですが、今は齢を重ねたことで歌の意味を把握できるようになった幸せを感じているそうです。

BGM.「女優(アルバムVer.)」岩崎宏美(1980)
作詞:なかにし礼 作曲:筒美京平 編曲:後藤次利
ロサンゼルス録音の9thアルバム『WISH』に収録された本作は20thシングル「女優」の別バージョン。シングルでは筒美先生がアレンジを手がけていますが、こちらのバージョンでは後藤次利が編曲を担当しています。宏美さんは現地で起用されたコーラスの声と発音に圧倒されたそうで、配信サイトで公開中のプレイリスト『筒美京平フェイバリッツⅡ』にも本作をセレクトしています。

06.「許さない」岩崎宏美(1999)
作詞:ドリアン助川 作曲:筒美京平 編曲:山本健司
筒美先生が「夜のてのひら」(86年)以来、13年ぶりに宏美さんに書き下ろした53rdシングル。宏美さんは曲を渡されたとき、「先生はやっぱり私の一番よく響く音色を使って曲を作ってくださる方だ」と思ったそうです。番組ではご子息もお気に入りの作品であることが明かされました。

BGM.「にがい涙(Live Ver.)」岩崎宏美+岩崎良美(2020)
作詞:安井かずみ 作曲:筒美京平 編曲:上杉洋史
スリー・ディグリーズが75年にヒットさせた曲のカバーです。宏美さんは2019年にリリースした『Dear Friends VIII 筒美京平トリビュート』で本作を妹の良美さんとのデュエットで歌唱。今回は昨年12月に大阪のフェスティバルホールで開催された45周年記念コンサートで収められたライブ音源(限定BOX『HIROMI IWASAKI 45th ANNIVERSARY CONCERT BOX残したい花について』収録)をお届けしました。

07.「好きだなんて言えなかった」野口五郎・岩﨑宏美(2021)
作詞:松井五郎 作曲:森 正明 編曲:中川幸太郎
歌謡界随一の実力派同士の初タッグということで大きな話題を呼んでいるデュエットソング。11月24日に3形態(①CD+DVD+グッズ/②CD+テイクアウトライブ/③CD)でリリースされます。五郎さんと宏美さんは筒美先生から多くの曲を提供されているほか、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の日本初演キャスト(ファンティーヌとマリウス)として共演したこともある間柄。昨年、ある番組で共演したことがきっかけでこのコラボレーションが実現しました。11月から12月にかけて、愛知・大阪・東京の3箇所でジョイントコンサートが開催されます。

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