トップページ ラジオ 歌謡ラジオ「午前0時の歌謡祭」 第79回放送 「デビュー45周年! 高田みづえリクエスト大会」

第79回放送 「デビュー45周年! 高田みづえリクエスト大会」

第79回放送 「デビュー45周年! 高田みづえリクエスト大会」

<2022.3.20 OA>

オーガナイザー:濱口英樹(歌謡曲愛好家) 

3月は1977年3月25日に「硝子坂」でデビューした高田みづえさんの45周年特集をお届けしました。実はオーガナイザー・濱口はそのときからのみづえファン。初期の“カタカナ演歌”と言われた路線から、フォーク調、歌謡ポップス、イージーリスニングまで、どんなタイプの楽曲も歌いこなし、親しみやすい歌謡曲にしてしまう稀有な才能に惹かれていました。
そのみづえさんが若島津関(その後、松ヶ根親方→二所ノ関親方→荒磯親方)との結婚のため、芸能界を引退したのは85年。わずか8年の活動期間でしたが人気は今も健在で、今回SNSを通じてリクエストを呼び掛けたところ、予想を大きく上回るメールが寄せられました。
なお、みづえさんの歌唱曲は2021年1月に未CD化作品を含む全183曲(同一曲の別バージョンを含む)が各音楽配信サービスで一挙配信されています。是非ストリーミングやダウンロードでも、みづえさんの歌声をお楽しみください。


◎ 高田みづえ、一挙サブスク解禁!未CD化曲含む全183曲が配信にてついにコンプリート!!

特設ページ:https://www.teichiku.co.jp/artist/mizue/


01.「潮騒のメロディー」高田みづえ(1979)
作詞:斉藤仁子 作曲:Frank Mills 編曲:田辺信一
カナダのピアニスト、フランク・ミルズの作曲・演奏によるインストゥルメンタル曲「Music Box Dancer(邦題:愛のオルゴール)」に日本語詞を乗せたカバー曲。79年5月に、さこみちよがシングルA面として発売し(「潮騒のメロディー」と命名したのは、さことラジオで共演していた大沢悠里)、みづえさんはその3ヶ月後に10thシングル「子守唄を聞かせて」のB面曲としてリリースしました。本作の評判がよかったことからAB面を入れ替わると、ヒットチャートをじわじわ上昇。オリコンでは最高25位ながら9ヶ月間もトップ100入りするロングセラーとなりました。

BGM.「硝子坂」高田みづえ(1977)
作詞:島 武実 作曲:宇崎竜童 編曲:馬飼野康二
77年3月25日に発売された記念すべきデビュー曲。木之内みどりの5thアルバム『硝子坂』に収録された表題曲のカバーですが、片やアルバム曲であること、そしてリリース間隔が1ヶ月しかない点から競作といった方がいいでしょう。オリコン9位まで上昇した本作で、みづえさんは日本歌謡大賞放送音楽新人賞などあまたの新人賞を受賞。作詞の島と作曲の宇崎は3rdシングル「ビードロ恋細工」まで連作し、いずれもトップ10ヒットとなりました。

02.「南南西」高田みづえ(1977)
作詞:麻生香太郎 作曲:あすなろ 編曲:馬飼野康二
シングルA面を手がけた島 武実、宇崎竜童以外に、つのだひろ、加藤和彦、武田鉄矢、小林亜星など、多彩な作家陣が参加した1stアルバム『オリジナル・ファースト』(最高15位)収録曲。初期のみづえさんは“カタカナ演歌”とも称されたように、ギターサウンドに乗せてコブシを効かせるパワフルな歌唱がトレードマークでしたが、本作でもその魅力が十分に発揮されています。翌78年には秋川淳子が、90年には島崎和歌子が前サビを付けてシングルA面としてカバー。島崎盤はオリコン47位のスマッシュヒットとなりました。

03.「花しぐれ」高田みづえ(1978)
作詞:松本 隆 作曲・編曲:都倉俊一
デビュー曲以来、4作連続のトップ10入りを果たした4thシングル。作家陣は前3作の「島 武実×宇崎竜童」から「松本 隆×都倉俊一」コンビに交代し、曲調もカタカナ演歌から歌謡ポップスへとシフトしました。疾走感のあるストリングスは都倉印、はっぴいえんど時代の詩「風狂い」を思わせる“水無月”などのキーワードは松本印と言っていいでしょう。オリコンでは10位、TBS系『ザ・ベストテン』では8位まで上昇。年末の紅白歌合戦でも歌唱されました。

BGM.「私はピアノ」高田みづえ(1980)
作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:松井忠重
みづえさん最大のヒットを記録した12thシングル(オリコン最高5位)。サザンオールスターズの3rdアルバム『タイニイ・バブルス』(80年)に収録された原 由子ボーカル曲のカバーですが、原曲に挿入された原坊とメンバーとの掛け合いは高田盤では割愛されています。日本レコード大賞の金賞など、多くの音楽賞を受賞した本作で、みづえさんは前年落選した紅白歌合戦にカムバック。2015年に一夜限りの復活を果たした『思い出のメロディー』では本作と「硝子坂」を歌唱し、ブランクを感じさせない歌声を聴かせてくれました。

04.「そんなヒロシに騙されて」高田みづえ(1983)
作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:若草 恵
オリコン6位をマークし、日本レコード大賞金賞を受賞した21stシングル。オリジナルはサザンオールスターズの6thアルバム『綺麗』(83年)に収録された原由子のボーカル曲で、ベンチャーズを彷彿とさせるエレキ歌謡に仕上がっています。みづえさんが桑田作品を歌うのは「私はピアノ」「蒼いパリッシュ」に続いて3曲目。同じ日にジューシィ・フルーツによるカバーシングルもリリースされ、オリコン44位のスマッシュヒットを記録しています。

BGM.「パープル・シャドウ」高田みづえ(1978)
作詞:松本 隆 作曲・編曲:都倉俊一
「花しぐれ」に続いて「松本×都倉」コンビが起用された5thシングル。詞は、都会と故郷で離れて暮らす恋人たちの関係性を描いた、松本お得意の世界観で、前年にヒットした映画『幸福の黄色いハンカチ』を思わせるギミックも効いています。テンポの速い、起伏の激しいメロディをみづえさんは持ち前の歌唱力で、ときに唸り気味に歌唱。難易度の高い楽曲も歌いこなす実力派アイドルであることを実証しました。オリコンでは16位、『ザ・ベストテン』(TBS系)では13位をマークしています。

05.「原宿メモリー(Live Ver.)」高田みづえ(1985)
作詞:三浦徳子 作曲:新田一郎 編曲:大谷和夫
軽快なイタリアンツイストのリズムと、哀愁を帯びたメロディに乗せて、ひと夏の恋の顛末を歌った23rdシングル。作曲を手がけた新田一郎は自身の4thアルバム『四番・福助』(84年)に、タイトルと一部の詞を変えた「原宿心中」を収録しています。84年7月に発売された本作は、オリコン最高35位、文化放送『決定!全日本歌謡選抜』では22位まで上昇。今回は85年6月のファイナル・コンサート(東京厚生年金会館)で収録されたライブバージョンをお届けしました。

06.「悲しきロンリーガール(Live Ver.)」高田みづえ(1985)
作詞:篠原仁志 作曲:鈴木キサブロー 編曲:大谷和夫
みづえさんは85年2月に、当時大関だった若島津関(現・17代荒磯)との結婚と芸能界引退を表明。本作はその直前にリリースされた25thシングルです。横浜を舞台にした失恋ソングで、オリコンでは42位をマーク。今回は85年6月のファイナル・コンサート(東京厚生年金会館)で収録されたライブバージョンをお届けしました。

BGM.「通りすぎた風」高田みづえ(1983)
作詞:横須賀 恵 作曲:谷村新司 編曲:若草 恵
シャンソンを思わせる内省的な詞とアレンジが光る本作は、80年に引退した山口百恵が現役時代に作詞・歌唱しながらレコード化されていなかった楽曲。18作目のシングルとしてカバーしたみづえさんは説得力を増した低音ボーカルで自分の歌にしています。『ザ・ベストテン』(TBS系)の“スポットライトコーナー”で紹介されたほか、オリコンでは28位、『決定!全日本歌謡選抜』(文化放送)では19位を獲得するスマッシュヒットとなりました。

07.「女ともだち」高田みづえ(1978)
作詞:松本 隆 作曲:筒美京平 編曲:高田 弘
ヒットメーカー・筒美京平が初めて登板した7thシングルはフォーク調の軽快なディスコチューン。2回登場する♪ねえ真知子どうおもう? のフレーズが違ったメロディで歌われる、筒美らしい仕掛けに満ちたナンバーです。想いを寄せる男性と女友達との仲介役を務めることになるヒロイン像は研ナオコ「愚図」(75年)の世界観にも通じますが、本作では男性から恋心を打ち明けられる点で、さらに切ない設定といえるでしょう。オリコンでは19位、TBS系『ザ・ベストテン』では16位、文化放送『決定!全日本歌謡選抜』では11位をマーク。今回はリクエスト第2位の得票でした。

08.「純愛さがし」高田みづえ(1983)
作詞:阿久 悠 作曲・編曲:坂田晃一
最高視聴率22.1%を獲得した大映ドラマ『高校聖夫婦』(TBS系/83年4月~9月)の主題歌に起用された19thシングル。「もしもピアノが弾けたなら」や「鳥の詩」(ともに81年)を手がけた「阿久×坂田」コンビによる、愛の真理を描いたスローバラードです。オリコン最高45位ながら今回最も多くのリクエストを集めたのは、楽曲の良さが広く浸透している証しでしょう。

BGM.「愛をあたためて」高田みづえ(1984)
作詞:高田みづえ 作曲:網倉一也 編曲:大谷和夫
9作目のオリジナルアルバム『愛をあたためて』のタイトルチューンで、みづえさん自身が作詞を手がけたバラード曲。みづえさんは翌85年、大関・若島津との結婚と芸能界引退を表明しますが、その直前に発表した本作には後に伴侶となる男性への想いが綴られているように聴こえます。

09.「夢伝説〈ペルシャン・ブルー〉(Live Ver.)」高田みづえ(1985)
作詞:竜 真知子 作曲・編曲:馬飼野康二
81年11月にリリースされた15thシングル。ペルシャを舞台にした幻想的な詞とオリエンタルなサウンドがマッチして、オリコン28位、文化放送『決定!全日本歌謡選抜』では最高17位のヒットとなりました。曲のイメージに合わせて、時に中近東風の衣装で歌唱したみづえさんは新たな魅力を訴求。今回は85年6月のファイナル・コンサート(東京厚生年金会館)で収録されたライブバージョンをお届けしました。

<Informationコーナー>
3月16日発売/ヒロミ「神様との約束」
作詞:ヒロミ、はなわ 作曲:はなわ
近年はYouTuberや実業家としても活躍するヒロミさんが、愛妻・松本伊代さんや家族への想いを歌った話題の新曲。やはり自身が作詞を手がけた「八王子のうた」との両A面扱いで、ソロ名義初のシングルCDとしてリリースされたばかりです。番組ではご本人のコメントに続いて「神様との約束」をお届けしました。

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