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第80回放送 「少し愛して長~く愛して 20世紀のロングセラー」

第80回放送 「少し愛して長~く愛して 20世紀のロングセラー」

<2022.4.17 OA>

オーガナイザー:濱口英樹(歌謡曲愛好家) 

しばらく歌手やプロデューサーの特集が続いていましたが、4月は久しぶりのテーマ括り。オリコンが集計を開始した1968年から2000年までにシングルチャートのトップ100に50週以上ランキングされた作品を対象とした「20世紀のロングセラー特集」をお届けしました。ゲストは姉妹番組『ラジオ歌謡選抜』『ファムラジオ』でMCを務める長井英治さん。
本企画はオーガナイザー濱口と長井さんとの会話から生まれました。「ロングセラーってテンションが上がるよね」と2人の意見が一致したことからリサーチを開始。今回は「少し愛して長~く愛して」のタイトルが示す通り、トップ10には入らなかったものの長く愛されたヒット曲を中心に構成しました。演歌、ムード歌謡から、J-POP、ロックまで、番組始まって以来の多彩なラインナップ。番組で紹介しきれなかったロングセラー作品はまだまだありますので、機会があればまた実施したいテーマです。


01.「熱き心に」小林 旭(1985)
作詞:阿久 悠 作曲:大瀧詠一 編曲:大瀧詠一、前田憲男
味の素ゼネラルフーヅのコーヒー「マキシム」のCMに起用された本作は、広大な大地を思わせる勇壮なサウンドと詞世界が評判を呼び、オリコンで12位、TBS系『ザ・ベストテン』では11位まで上昇。惜しくもトップ10には届きませんでしたが、87年3月まで64週にわたって100位以内にランキングされるロングセラーとなりました。86年の日本レコード大賞では金賞、作詩賞、特別選奨をトリプル受賞しています。

BGM.「ブランデーグラス」石原裕次郎(1979)
作詞:山口洋子 作曲・編曲:小谷 充
もともと77年にシングル発売された曲で、当初はチャート入りしませんでしたが、有線放送での人気を受けて79年にカップリング曲を変えて(「足あと」→「恋の町札幌」)再発売。翌80年、連続ドラマ『西部警察』(テレビ朝日系)で石原が本作を歌うシーンが放送された直後からチャートを急上昇し、81年にオリコン11位、有線放送では年間4位を獲得します。トップ100には65週ランキングされました。

02.「すきま風」杉 良太郎(1976)
作詞:いで はく 作曲:遠藤 実 編曲:京 建輔
本人主演の連続ドラマ『遠山の金さん』(テレビ朝日系)のエンディングテーマに起用された19thシングルで77年2月にチャート入り。79年6月にオリコン25位まで上昇し、80年4月まで通算147週間トップ100にランキングされました。その記録は2003年に中島みゆき「地上の星」に抜かれるまで歴代1位をキープ。現在も歴代5位をマークしています。

03.「抱擁」箱崎晋一郎(1979)
作詞:荒川利夫 作曲:山岡俊弘 編曲:京 建輔
オリコンでは最高46位ながら、有線放送では80年の年間6位を獲得するなど、盛り場を中心に人気を集めたワルツのリズムのムード歌謡です。もともと箱崎のデビュー曲「熱海の夜」(69年)のB面に収録されていた作品でしたが、74年にアレンジを変え(川口 真→京 建輔)A面として発売。さらに79年、有線で火が付いたのを機に再発売され、最終的に54週チャート入りするロングヒットとなりました。

BGM.「夫婦春秋」村田英雄(1977)
作詞:関沢新一 作曲・編曲:市川昭介
歌手生活10周年記念曲として67年に発売された本作は77年に再発売。有線放送を中心に根強い支持を集め、79年にオリコンで52位まで上昇しました。同年の日本作詩大賞で特別賞を受賞するなど、作品的な評価も高く、通算51週トップ100入り。82年の紅白歌合戦でも歌唱されるなど、村田の代表曲の1つとなりました。

04.「雪椿」小林幸子(1987)
作詞:星野哲郎 作曲:遠藤 実 編曲:斉藤恒夫
個人事務所設立後の第1弾としてリリースされた43rdシングル。雪椿は小林の故郷・新潟の県木で、作詞の星野は小林から聞いた新潟や母親の話をモチーフに詞を書きあげたといいます。オリコン最高23位、トップ100に104週連続でランキングされた本作は小林の代表曲となり、紅白歌合戦で自己最多の3回歌唱。88年には紅組のトリ、中越地震が起きた04年には自身初の大トリとして歌い上げました。

05.「珍島物語」天童よしみ(1996)
作詞・作曲:中山大三郎 編曲:竜崎孝路
自身最大のセールスを記録した通算29作目のシングル。オリコン最高35位ながら117週もの長きにわたってランキングされ、日本レコード大賞では96年に最優秀歌唱賞、97年に優秀作品賞を受賞しました。このロングヒットにより、97年の紅白歌合戦に4年ぶりにカムバック。以後、昨年まで25回連続で出場を続けています。

BGM.「残酷な天使のテーゼ」高橋洋子(1995)
作詞:及川眠子 作曲:佐藤英敏 編曲:大森敏之
テレビ東京系アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニングテーマに起用された11thシングル。カップリング曲の異なる2タイトルでリリースされましたが、CLAIREが歌うエンディングテーマ「FLY TO THE MOON」と両A面扱いで発売されたシングルが、オリコン最高17位で61週チャート入りするロングヒットとなりました。昨年(2021年)もカラオケ年間ランキングでもトップ10をキープしている国民的ヒット曲です。

06.「離したくはない」T-BOLAN(1991)
作詞・作曲:森友嵐士 編曲:西田魔阿思惟
1stアルバム『T-BOLAN』から歌詞の一部を変えてリカットされた2ndシングル。フジテレビ系ドラマ『ホテルウーマン』の挿入歌および『’92パリ~ル・カップ』エンディングテーマに起用されたことで人気に火が付き、有線放送では92年の年間ランキング1位を獲得するほどのリクエストを集めました。オリコンでは最高15位で、52週ランクイン。本作でブレイクを果たした彼らはビーイングブームの中心的存在として、以後メガヒットを連発します。

07.「最後の雨」中西保志(1992)
作詞:夏目 純 作曲:都志見 隆 編曲:富田素弘
91年に30歳でCDデビューした実力派ボーカリストの2ndシングルです。当初はオリコン75位をピークに一旦100位圏外に去りますが、日本テレビ系のバラエティ番組『日立 あしたP-KAN気分!』のテーマソングに起用されたのを機に再上昇。94年3月までに55週ランキングされ、最高16位ながら70万枚を超える大ヒットとなりました。有線放送では93年の年間ランキング3位。カラオケでも根強い人気を集め、現在ではスタンダードソングとなっています。

BGM.「瞳がほほえむから」今井美樹(1989)
作詞:岩里祐穂 作曲:上田知華 編曲:佐藤 準
日本テレビ系の2時間ドラマ枠『水曜グランドロマン』の2代目エンディングテーマ(89年10月~90年9月)に起用された6thシングル。オリコンではトップ100に50週滞在し、最高9位。有線放送では90年の年間ランキング26位の人気を集めました。89年12月に発売されたベスト盤『Ivory』には子供のコーラスが入ったアルバムバージョンが収録されています。

08.「ヘッドライト・テールライト」中島みゆき(2000)
作詞・作曲:中島みゆき 編曲:瀬尾一三
「地上の星」とともにドキュメンタリー番組『プロジェクトX~挑戦者たち~』(NHK総合)のために書き下ろされた本作は中島の37thシングルとして両A面扱いでリリース(「地上の星」はオープニングテーマ、本作はエンディングテーマ)。当初はオリコン15位をピークに一旦100位まで順位を落としたものの再浮上し、2002年の紅白歌合戦出場後に1位を獲得する大ヒットとなりました。トップ100には2006年までに183週ランクイン。長く歴代1位をキープしましたが、2019年にSMAP「世界に一つだけの花」にその座を譲りました。

<Informationコーナー>
4月20日発売/『PIECE OF MY WISH~上田知華のおと~/上田知華 提供曲集』
姉妹番組『ラジオ歌謡選抜』『ファムラジオ』のMCとしても活躍する音楽ライターの長井英治さんが制作・監修を務めた待望の企画。ミリオンヒットとなった今井美樹「PIECE OF MY WISH」(91年)をはじめ、松田聖子、中森明菜、薬師丸ひろ子、中山美穂、南野陽子らに提供された上田知華の作品が2枚のCDに30曲収録されています。

《イントロクイズ解答》

 

 

 

 

「星影のワルツ」千 昌夫

 

 

 

 

「うそ」中条きよし

 

 

 

 

「矢切の渡し」細川たかし

 

 

 

 

 

 

 

 

「LADY NAVIGATION」B’z

 

 

 

 

「TSUNAMI」サザンオールスターズ

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