トップページ ラジオ 歌謡ラジオ「午前0時の歌謡祭」 第81回放送 「平山みき★筒美京平★橋本淳 ゴールデントリオの絆」

第81回放送 「平山みき★筒美京平★橋本淳 ゴールデントリオの絆」

第81回放送 「平山みき★筒美京平★橋本淳 ゴールデントリオの絆」

<2022.5.15 OA>

オーガナイザー:濱口英樹(歌謡曲愛好家) 

5月は25日に配信シングル「Jazz伯母さん/ラスト・ラブ・ソング」(いずれも作詞:橋本 淳、作曲:筒美京平)をリリースする平山みきさんがゲスト。新曲に関するお話はもちろん、“歌手・平山みき”の生みの親とも言える橋本 淳、筒美京平との絆やエピソードについてもたっぷりと伺いました。ちなみにオーガナイザー濱口は昨年6月、ある雑誌の企画で平山さんに初インタビュー。そのときのお話がとても楽しく「いつかは『0時歌謡』にご出演いただきたい」と思っていたので、その念願が叶う形となりました。
その平山さんは新曲の配信開始と同日(5月25日)、恩師2人が手がけた22曲を収録したメモリアルバム『トライアングル 筒美京平★橋本淳★平山三紀 3人の絆』を発売。さらにコロムビア時代の音源28曲で構成された配信アルバム『平山三紀コロムビア・イヤーズ』もリリースするなど、嬉しいニュースが続きます。番組では事前にリスナーの皆様から寄せられたリクエスト曲もオンエア。平山さんに対するメッセージやご質問も時間の許す限りご紹介いたしました。


配信シングル「Jazz伯母さん/ラスト・ラブ・ソング」

特設ページ:https://columbia.jp/artist-info/hirayamamiki/discography/COKM-43765.html


メモリアルバム『トライアングル 筒美京平★橋本淳★平山三紀 3人の絆』

仕様:CD+ブックレット(「橋本淳×平山みき」の対談を収録)
特設ページ:https://columbia.jp/artist-info/hirayamamiki/discography/COCP-41760.html


配信アルバム『平山三紀コロムビア・イヤーズ』

特設ページ:https://columbia.jp/artist-info/hirayamamiki/discography/COKM-43793-4.html


01.「真夏の出来事」平山三紀(1971)
作詞:橋本 淳 作曲・編曲:筒美京平
日本の歌謡曲に“サウンド革命”をもたらし、オリコン最高5位をマークした2ndシングル。セルフリメイクを含め、現在も多くのアーティストにカバーされ続けている和製ポップスの金字塔です。平山さんのユニークな声質に惚れ込んだ筒美京平はシュープリームスを念頭に、リズムセクションが一定のリズムを刻み続けるモータウン風のサウンドを構築。71年の日本レコード大賞では、本作と「雨がやんだら」(70年/朝丘雪路)により、自身2度目の作曲賞を受賞しました。

BGM.「ビューティフル・ヨコハマ」平山三紀(1970)
作詞:橋本 淳 作曲・編曲:筒美京平
「橋本 淳×筒美京平」コンビにとって最大のヒットを記録した「ブルー・ライト・ヨコハマ」(68年/いしだあゆみ)を意識して制作されたデビュー曲。日本コロムビアの渥美 章ディレクターに見出された平山さんは69年の秋に橋本と筒美が設立した宝島音楽事務所の所属となりますが、その時点で本作は完成していたそうです。約1年間、両氏の指導を受けた平山さんは70年11月に満を持してデビュー。以後、「筒美京平の秘蔵っ子」として、あまたの名曲を提供されることになります。

02.「恋のダウン・タウン」平山三紀(1973)
作詞:橋本 淳 作曲・編曲:筒美京平
都会で夜遊びしている不良がかった女性という初期のパブリックイメージを確立した9thシングル。当のご本人は警察官の娘ということもあり、六本木に繰り出すこともなく、仕事が終わると家に直帰していました。本作は詞世界のみならずサウンド面でも平山さんが得意とするロックンロール路線を確立。言葉の響きを重視した曲のためか、1番と2番の歌詞を取り違えて歌うこともあったそうです。

03.「愛の戯れ」平山三紀(1975)
作詞:橋本 淳 作曲・編曲:筒美京平
恩師・橋本淳が「特にいい曲」とレコメンドする11thシングル。ファンの間でも人気の高いフィラデルフィアソウル系のラブバラードです。当時デビュー6年目、平山さんの歌唱は堂々たるものですが、意外にもご本人はスローな曲が苦手だったとのこと。しかし最近は長年歌ってきたことによる心境の変化もあって、お気に入りの楽曲となり、自ら選曲した最新アルバム『トライアングル 筒美京平★橋本淳★平山三紀 3人の絆』にも収録しています。

BGM.「ビヨンド」平山みき(2013)
作詞:橋本 淳 作曲:筒美京平 編曲:涌井啓一
2006年の「恋々遊歌」以来、7年ぶりに橋本・筒美コンビが復活した本作はアルバム『ビヨンド~平山みき オール・タイム・ベスト』の表題曲。タワレコ限定でシングルカットもされたポップチューンです。平山さんは筒美から提示された複数の曲のなかから、自分がデビューした頃のメロディに最も近いこの曲をセレクト。レコーディングには恩師2人も立ち会い、記念撮影もするなど、和気藹々とした雰囲気となりました。

04.「Jazz伯母さん」平山みき(2022)
作詞:橋本 淳 作曲:筒美京平 編曲:ミト カツユキ
5月25日に配信シングルとしてリリースされる最新曲で、同日発売のCDアルバム『トライアングル 筒美京平★橋本淳★平山三紀 3人の絆』にも収録。橋本・筒美コンビによる新曲は「ビヨンド」以来9年ぶりとなりますが、実は10数年前に完成しており、ライブではたびたび披露されてきました。当初はマイアミなど米国の地方都市をテーマにしたボサノヴァ調の楽曲でしたが、今回は三軒茶屋を舞台にしたジャズ調のサウンドに一新。橋本はその意図を「少しでもヒットを狙えるものにしたかった」とコメントしています。

BGM.「フィルム シティ モーテル」平山三紀(1979)
作詞:橋本 淳 作曲:筒美京平 編曲:Charlle Merriam
橋本・筒美コンビが全10曲を書き下ろした4thアルバム『魅嬉環劉嬲 -MIKI WORLD-』収録曲。完成度の高い名盤として知られており、今までに何度も復刻されている人気作です。ロサンゼルスで行なわれたレコーディングには2人も立ち会いましたが、諸事情で筒美が先に帰国。その後にレコーディングされた本作は現地アレンジャー/ミュージシャンのミスがあったため、帰国後に筒美のピアノで該当部分を録り直したという逸話があります。

05.「サンタモニカ マッチョマン」平山三紀(1979)
作詞:橋本 淳 作曲:筒美京平 編曲:Charlle Merriam
LA録音盤の『魅嬉環劉嬲 -MIKI WORLD-』に収録されたディスコチューン。橋本は米国滞在中、サンフランシスコで見かけたマッチョな男たちに着想を得て、詞を書き上げたといいます。当時は歌詞が恥ずかしかったという平山さんですが、近年は「自分以外にこの歌を歌える人はいない」と思うほどのお気に入り。最新アルバム『トライアングル 筒美京平★橋本淳★平山三紀 3人の絆』にも本作をセレクトしています。

06.「首飾り」平山三紀(1979)
作詞:橋本 淳 作曲:筒美京平 編曲:Charlle Merriam、萩田光雄
『魅嬉環劉嬲 -MIKI WORLD-』に収録された西海岸AOR調のメロウなナンバー。アレンジは同年、やはりロサンゼルスで録音されたピンク・レディーの「マンデー・モナリザ・クラブ」も手がけたチャーリー・ミリアムで、一部を萩田光雄が担当しています。

BGM.「心のとびらをノックして」平山三紀(1971)
作詞:橋本 淳 作曲・編曲:筒美京平
3rdシングル「ノアの箱舟」のB面に初収録されたリズミカルな楽曲。平山さんにとっては、のちの「恋のダウン・タウン」(73年)や「マンダリンパレス」(79年)に連なるロックンロール路線の嚆矢と言える作品でしょう。本作は5月25日リリースの配信アルバム『平山三紀コロムビア・イヤーズ』にも収録されます。

BGM.「真夜中のエンジェル・ベイビー」平山三紀(1975)
作詞:橋本 淳 作曲・編曲:筒美京平
74年にコロムビアからCBS・ソニーに移籍した平山さんは引き続き橋本・筒美コンビの曲を歌唱。移籍後3作目のシングルにあたる本作はそれまで以上に疾走感のあるソウル系のナンバーで、代表曲の1つに。グルーヴ感にますます磨きをかけたボーカルが聴きどころです。

07.「サニー」平山三紀(1971)
作詞・作曲:Bobby Hebb 編曲:筒美京平
1stアルバム『平山三紀ビューティフル・アルバムVol.1』に収録された本作は米国のR&B系シンガーソングライター、ボビー・ヘブが66年にヒットさせた「Sunny」のカバー。同アルバムには6曲の洋楽カバーが収められていますが、すべて筒美京平がアレンジを手がけています。平山さんは繰り返し登場するメロディを歌い分けるのに苦労したそうですが、そうとは感じさせない見事な歌唱を聴かせてくれます。

08.「月曜日は泣かない」平山三紀(1972)
作詞:橋本 淳 作曲・編曲:筒美京平
ディストーションを効かせたギターサウンドが印象的な6thシングル。アレンジはロック調でありながら、メロディは日本人好みのキャッチーな展開になっているところが筒美京平の真骨頂と言えるでしょう。街へ出て傷心を紛らわせようとする女心が切ない、平山さんらしいロストラブソングです。

BGM.「冗談じゃない朝」平山みき(1987)
作詞:秋元 康 作曲:筒美京平 編曲:鷺巣詩郎
秋元 康がプロデュースしたアルバム『CHESS』からリカットされた17thシングル。田村正和主演の連続ドラマ『熱くなるまで待って!』(フジテレビ系)の主題歌でスマッシュヒットを記録しました。ブロウ・モンキーズを思わせるブリティッシュ系のサウンドと「冗談じゃないわ!」の捨て台詞が印象的なナンバーです。

09.「ラスト・ラブ・ソング」平山みき(2022) 作詞:橋本 淳 作曲:筒美京平 編曲:ミト カツユキ
筒美が残したメロディに橋本が詞を乗せた本作は5月25日に「Jazz伯母さん」とともに配信リリース。同日発売のメモリアルバム『トライアングル 筒美京平★橋本淳★平山三紀 3人の絆』にも収録される最新曲です。筒美と橋本は中学時代に知り合い、約65年間の親交を続けた間柄。本作の詞には巨大なヒットメーカーとして生涯を歩み続けた盟友に対する様々な想いが込められています。

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