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第86回放送 「河合奈保子 meets 大村雅朗」

第86回放送 「河合奈保子 meets 大村雅朗」

<2022.9.18 OA>

オーガナイザー:濱口英樹(歌謡曲愛好家) 

9月はオーガナイザー濱口が初めてファンクラブに入った歌手・河合奈保子さんの特集をお届けしました。『0時歌謡』で奈保子さんの企画を実施するのは2016年9月、2017年8月、2020年12月に続いて4回目。歌手別では岩崎宏美さんと並んで最多です。今回は9月21日に2枚組のCD『Masaaki Omura Works~大村雅朗作品集~』がリリースされるタイミングに合わせて、作編曲家・大村雅朗さん(1951~97年)がアレンジを手がけた作品(全37曲+別アレンジ2曲)のなかからリクエストの多かった曲で構成。ゲストに本企画を担当した日本コロムビアのプロデューサー・衛藤邦夫さんをお迎えし、リスナーの皆様から寄せられたコメントを交えつつ、大村サウンドと奈保子さんの歌声をご堪能いただきました。
なお、番組内では今後予定される奈保子さんの関連企画もご紹介。11月と来年1月にタワーレコード限定で4タイトルずつ復刻されるSACD/CDハイブリッド盤、12月3日の「レコードの日」に合わせたアナログのベスト盤2タイトルの概要を衛藤さんから解説していただきました。
一方、大村さんは今年が没後25年にあたることもあって、9月23日と24日、福岡キャナルシティ劇場で「大村雅朗25thメモリアルスーパーライブ」が開催されます。これは氏の功績を称え、ゆかりの深い豪華アーティストが大村さん生誕の地、福岡に集結する2夜限りのスペシャルステージ。また、9月21日にはそのライブで音楽監督を務める佐橋佳幸さんと亀田誠治さんが選曲を手がけた2枚組のアナログレコード『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治~』がリリースされます。


■河合奈保子『Masaaki Omura Works~大村雅朗作品集~』』

仕様:CD2枚組
発売日:2022年9月21日


■河合奈保子 タワーレコード限定SACD/CDハイブリッド盤8タイトル

発売日:2022年11月23日
『SKY PARK』『Summer Delicacy』『スターダスト・ガーデン-千・年・庭・園-(+1)』『スカーレット(+4)』
発売日:2023年1月25日
『LIVE(+5)』『NAOKO IN CONCERT(+2)』『ブリリアント<レディ奈保子 イン・コンサート>(+2)』『NAOKO THANKSGIVING PARTY (2枚組)』

■河合奈保子『COLLECTION Vol.1 1980~1984』『COLLECTION Vol.2 1985~1993』
仕様:アナログレコード
発売日:2022年12月3日
特設ページ:https://columbia.jp/kawainaoko/newrelease.html

■『大村雅朗の奇跡~Compiled by 佐橋佳幸 & 亀田誠治~』
仕様:アナログレコード2枚組
発売日:2022年9月21日
特設ページ:https://ohmuramasaaki-25th.srptokyo.com/news-detail01.html


01.「スマイル・フォーミー」河合奈保子(1981)
作詞:竜 真知子 作曲:馬飼野康二 編曲:大村雅朗
大村さんが初めて編曲を担当した河合奈保子作品。楽曲自体は前年に船山基紀の編曲で完成していましたが、2年目の夏に大村アレンジが5thシングルとして採用されました。間奏のギターソロ(鈴木 茂)に象徴されるエアプレイ・サウンドが心地よい本作はオリコン4位をマーク。初出場した紅白歌合戦でも歌唱される代表曲となりました。なお船山アレンジは81年11月発売のベスト盤『Angel』に収録されています。

BGM.「追跡」河合奈保子(1983)
作詞・作曲:竹内まりや 編曲:大村雅朗
オリコン1位を獲得した5thアルバム『あるばむ』に収録された片想いソング。大村さんはヒロインの悶々とした心情をリズムセクションのスリリングなサウンドで表現しつつ、イントロや間奏ではジェイク・コンセプションによるサックスで切なさを増幅させています。高校の放課後を思わせるイントロのSE(効果音)や、一部に導入された奈保子さんのダブルトラックボーカルも聴きどころといえるでしょう。

02.「Invitation」河合奈保子(1982)
作詞・曲:竹内まりや 編曲:大村雅朗
前作「けんかをやめて」から一転、いじらしい乙女心を歌った11thシングル。思いを寄せる人の部屋に初めて招かれたときのときめきや戸惑いを奈保子さんはしっとりと丁寧に歌い上げています。メジャースケールのバラードで、大村さんはストリングスやキーボードを効果的に使ったソフトなサウンドで主人公の想いに寄り添っています。オリコン最高8位。2番はカラオケでお届けしました。

BGM.「浅い夢」河合奈保子(1983)
作詞:来生えつこ 作曲:来生たかお 編曲:大村雅朗
5thアルバム『あるばむ』のB面=来生姉弟サイドの1曲目に収録されたメロウなバラード。来生たかおが76年にリリースしたデビュー曲のカバーです。オリジナルは福井 峻のアレンジでピアノをフィーチャーしたアーバンな仕上がりですが、本作はキラキラした海辺の風景をイメージさせるサウンド。八木のぶおのハーモニカが切なく響きます。

03.「潮風の約束」河合奈保子(1984)
作詞:来生えつこ 作曲:来生たかお 編曲:大村雅朗
オリコン6位をマークした8thアルバム『Summer Delicacy』収録曲。彼氏と再会する瞬間に向けて徐々に高揚していく心の動きがメロディとサウンド、ボーカルによって描かれたミドルテンポの楽曲です。胸の鼓動のように刻まれる間奏のアコースティックギターは吉川忠英。爽快感のあるコーラスには比山貴咏史、木戸やすひろ、山川恵津子が参加しています。

BGM.「メビウスのためいき」河合奈保子(1984)
作詞:来生えつこ 作曲:来生たかお 編曲:大村雅朗
8thアルバム『Summer Delicacy』で来生姉弟が全5曲を担当したB面1曲目を飾るナンバー。次々と変わる場面とヒロインの揺れる心情がスリリングなサウンドとエモーショナルなボーカルで表現されています。タイトなリズムを刻むベースは美久月千晴、ギターは松原正樹、キーボードは奥 慶一。奥行きのあるコーラス(比山貴咏史、木戸やすひろ、山川恵津子)も聴きどころです。

04.「恋人形」河合奈保子(1983)
作詞・作曲:石川優子 編曲:大村雅朗
全編曲を大村さんが手がけた6thアルバム『SKY PARK』収録曲。A面の作曲を筒美京平、B面の作詞・作曲を石川優子が担当した同アルバムはオリコン2位のヒットを記録しました。B面1曲目に配された本作はレゲエ調のリズムに乗せて多彩な楽器が使用された全編トロピカルムードの楽曲。ミュージシャンはパーカッション:斉藤ノヴ、マリンバ:金山 功、トランペット:数原 晋、吉田憲司、サックス:ジェイク・コンセプション、村岡 建らが起用されています。

05.「Dreamy Sailing」河合奈保子(1983)
作詞・作曲:石川優子 編曲:大村雅朗
6thアルバム『SKY PARK』収録曲。奈保子さんはメリハリの効いたボーカルで恋のときめきを巧みに歌い上げています。大村さんはドラムス(島村英二)、ベース(富倉安生)、ツインギター(松原正樹、今 剛)、キーボード(山田秀俊)のリズム隊とシンセサイザー(松武秀樹)でシンプルながらも厚みのあるサウンドを構築。ロックンロール調の軽快なナンバーに仕上がっています。

BGM.「帰れない」河合奈保子(1982)
作曲:竜 真知子 作曲:馬飼野康二 編曲:大村雅朗
デビュー3年目の夏にリリースされた4thアルバム『サマー・ヒロイン』(オリコン最高6位)収録曲。当時「夏のヒロイン」がヒット中だった奈保子さんは「明朗快活」がパブリックイメージでしたが、本作では愁いを帯びたボーカルで張り裂けそうな恋心を歌っています。ボサノバ調のリズムを刻むパーカッションは浜口茂外也、アコースティックギターは笛吹利明。コーラスは山川恵津子が担当しています。

06.「BOSSA-NOVA」河合奈保子(1983)
作詞:秋元 康 作曲:松尾一彦 編曲:大村雅朗
20歳を記念してリリースされたミニアルバム『It’s a Beautiful Day』(オリコン最高7位)収録曲。同アルバムは来生たかお、尾崎亜美、谷山浩子、天野 滋など、気鋭のシンガーソングライターから提供された楽曲中心の構成で、本作の作曲はオフコースの松尾一彦が担当しています。大村さんはピアノとストリングスをフィーチャーした格調高いアレンジでアダルトな世界観を創出。歌詞中に登場する“ゴロワーズ”はジタンと並ぶフランス製タバコの銘柄です。

07.「Twenty Candles」河合奈保子(1983)
作詞:売野雅勇 作曲・編曲:大村雅朗
ミニアルバム『It’s a Beautiful Day』収録曲で、大村さんが唯一作曲も手がけた河合奈保子作品。シンセサイザーを多用したソリッドなバンドサウンドは大村さんの真骨頂と言えるでしょう。売野雅勇によるセクシャルな歌詞や、奈保子さんのアタックを効かせた歌唱は同時期に発表した「エスカレーション」「UNバランス」に通じる路線。今回はリクエスト第2位の票を集めました。

BGM.「face to face」河合奈保子(2006)
作曲・演奏:河合奈保子
当番組で、ほぼ毎回エンディングにおかけしている本作は、奈保子さんが2006年に発表した自作曲のインストゥルメンタル・アルバム『nahoko 音』に収録された曲。水の流れのように美しくきらめくメロディをピアノ1本で演奏しています。

08.「プリズム・ムーン」河合奈保子(1984)
作詞・作曲:尾崎亜美 編曲:大村雅朗
16thシングル「微風のメロディー」のカップリングに収録されたリズミカルなポップチューン。歯切れのよいチョッパー・ベースと月夜を思わせるシンセの音色が「今宵なにかが起きるかもしれない」と弾む心に重なります。ファンの間では当時から人気の高い楽曲で、2015年に発売されたファン投票によるリクエストベスト『私が好きな河合奈保子』では「B面&アルバム曲」部門の14位。今回は1位に輝きました。

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