キャリアアップにおすすめの資格!認定看護師と専門看護師について

看護師の業務を行う上で、より多くの専門知識を身につけ、自身の専門性を高めることはとても重要だ。
日々の業務に役立てるためにも、看護師となったあとも自ら学ぶ姿勢を忘れないこともとても大切だといえる。

看護師になるためには免許状が必要だが、それ以外にも自身の専門知識を深めるために有用な資格が数多く存在する。将来、看護師としてキャリアアップするためにも、ぜひ積極的に資格取得に挑戦し、専門知識を深めておくことが望ましいだろう。

1つ目の資格は認定看護師だ。認定看護師とは、特定の分野に特化した看護技術や知識を習得し、看護の質をより向上させるための認定制度である。
認定看護分野は感染管理や緩和ケア、そして新生児集中ケアなど19分野が存在する。認定看護師の資格取得には一定の学習時間と研修、そして審査などをクリアする必要がある。

2つ目の資格は専門看護師だ。専門看護師とは、看護上の問題を抱えた人に対して、専門看護分野の技術や知識を用いて高水準の看護を提供する専門職のことである。
現在は、がん看護や精神看護、小児看護など13の分野が存在する。専門看護師になるためには、大学の修士課程を経ている必要があるが、より高い看護技術を習得したいという方は高みを目指してみるのもよいかもしれない。

看護師は命と向き合うことが多いため、とても大変な仕事だ。しかし、多くの専門知識を身につけ、経験を積み、看護のエキスパートとして活躍できれば、その分やりがいや得るものはとても大きいだろう。